2004年12月21日

苦手な足

ついこないだ歩き始めたばかりだというのに球蹴りを始めてしまった彼も、左利きでした。
彼は二歳の時から、僕とサッカーをしています。

最初は転びそうになりながらも、彼は両足でドリブルをしていました。
ドリブルをしていたというより、
歩きながら足にボールを当てていたというのが正しいでしょう。

それこそ右も左もわからない子供でしたから、
僕がキックを教えるときは「みぎ、ひだり」なんて言葉を使った事はありませんでした。
「次は反対側に足で蹴ってごらん」、ただこれを続けるだけでした。

6歳になった今では左右の足を上手に使いこなしますが、
誰に教えてもらったのか自分が左利きだという事を知ってしまってからは、
意識して蹴るときは左足を使うようになりました。

ゲームに夢中になっているときは、
無意識のうちに左右の足を使いこなしてはいますが、
キックの練習では左足を意識してしまいます。

今後練習の際に彼が左右を意識することが無ければ、
右足が「苦手な足」になる事はないと思います。

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