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2005年06月28日

誰のためのデザイン?認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

誰のためのデザイン?
認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
著者: ドナルド・A. ノーマンD.A. ノーマン
翻訳: 野島 久雄
出版社: 新曜社
発売日: 1990/02

エアコンが使いづらい。
「エアコンが使いづらい」ということは、9割方、「エアコンのリモコンが使いづらい」ということだ。

おそらく、エアコン本体を作る人とリモコンを作る人は別の人で、リモコンのボタン配置などの「見た目」のデザインをする人と、「使い勝手」をデザインする人はまた別の人なんだろうな。

高価な高機能エアコンでは、リモコンのデザインにどのぐらい開発予算を割いているんだろう?

ビデオのリモコンがまた、使いづらい。
大きなジョグダイヤルを配置してしまったおかげで、Gコードを入力するためのテンキーが上蓋の内側に追いやられてしまった。

上蓋を開いて、テンキーで入力するのだが、この開いた上蓋が赤外線を送出する部分を覆ってしまう。
やっと指が入るほどに開いて、手探りでGコードを入力するぐらいなら、予約画面を表示した方が楽。

20年以上も前にデザインされた車に乗っているけど、この車は扱いやすい。
特に、電動シートのリモコンはとても使いやすい。
説明書なんか見なくても、一度触ってみれば、後は直感的に操作できる。

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