Top Page 親子で球蹴り off the pitch パスがいちばんおもしろいね

2005年08月04日

パスがいちばんおもしろいね

「パスがいちばんおもしろいね」
親子二人っきりでサッカーの練習をした後、シャワーを浴びながら、やってきたばかりの練習について話をしますが、そのときに子どもが言った言葉の中で、忘れられないのがこの言葉です。

二人っきりで行ってきた練習ですから、その内容のほとんどにパスがあります。
パスのための練習ばかりと言っても、言い過ぎではない程です。
(そういえば、最近は一人でやらせる練習が 増えてしまいました。)

そんな練習の中でも、彼が言っているのは、グラウンドいっぱいに使って動き回りながら繋いでいくパスの事です。「いくぞ」で始まり「おわりにしよう」まで、口にする言葉はほとんどありませんし、約束事も規制もありません。

最近は、「あそこへ蹴るぞ」とか「ここにくれ」なんてな事も、言葉にしなくても通じるようになりましたが、次の練習メニューの事や、隣のグラウンドで行われている試合の様子など、余計な事を考えながらパスをしていると、「おとうさん、なにかんがえてるの?」とツッコミを入れられてしまいます。

指導者講習会で、「ボールを使ってウオーミングアップをしていてください」とインストラクターが言うと、一人でボールリフティングをする人ばかりが目立ちます。
たった今、講義の中で「コミュニケーション」について話を聞いてきたばかりだというのに...

少年団では、コーチ同士でパスをする機会が少ない(無い?)のでしょうね。
一番大事な事を忘れないで欲しいと思います。

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