Top Page サッカーのアルゴリズム 僕の考えるインサイドキック、 「気を付け」の姿勢から蹴ってみる

2005年08月29日

「気を付け」の姿勢から蹴ってみる

「気を付け」の姿勢からインサイドキックのフォームをしてみてください。

最初の動作で、蹴り脚を後方へ引いた人と、立ち脚を前方へ出した人に分けられるはずです。

うちのこどもの場合、蹴り脚を後方へ引き、身体が蹴り脚側に開いた半身になっていました。

原因はいくつか考えられますが、ひとつは、トラップでボールを足元に止めてしまうために、蹴る時にはどうしても蹴り脚を後方へ引く必要があり、そのためにこんなフォームになってしまったと考えました。

僕の場合、「一歩前へ」の動作で、立ち脚だけを前へ出します。
この時に、身体は正面を向いたままで、半身にはなりません。

この「一歩前へ」の動作をした時、脚をただ前に出しただけですから、重心が後方に残された蹴り脚側に残っていて、このままでは蹴り脚でボールを蹴る事はできません。

蹴り脚側にある重心を解放してはじめて、蹴り脚を動かす事ができるのです。
僕の場合は身体を前方へ平行に移動して、蹴り脚側の重心を解放しています。

蹴り脚側にある重心を解放して、立ち脚側に重心を移動するのですが、立ち脚側に重心が完全に移動してしまうと、今度は蹴り脚がブラブラの状態になってしまいます。

この蹴り脚がブラブラの状態からボールを蹴ろうとすると、蹴り脚の付け根のところから振り回すか、蹴り脚側を後方へ引き、身体を開いて半身にしなければならなくなります。

この蹴り脚がブラブラの状態をつくる動作が、「いち、に」のリズムの動作で、「いち、に」のリズムでボールを蹴ろうとすると、このブラブラの蹴り脚でボールを蹴る事になってしまうようです。

つまり、(僕の考える)インサイドキックをするときには、「いちに」の「」のところで「タメ」をつくってはいけないと言った方が、解りやすいのかもしれません。

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