Top Page 親子で球蹴り 「教える」ということ 大事にしている言葉

2005年10月14日

大事にしている言葉

僕は小学校一年生の時、「喧嘩じゃなく、スポーツで競え」と教えてもらった。体育の授業中、アンフェアな友人に対し注意をするはずが喧嘩になってしまった時に、担任の先生に言われた言葉だと記憶している。

中学生の時には、「審判を味方にしなさい」とアドバイスを貰った。

当時、僕の役割は中盤でボールを奪い返す事だったから、僕の「あたり」は厳しかった。足の速さとスライディングタックルだけが僕の持ち味だったから、相手と競り合っている味方ごと根こそぎぶっ倒してでもボールを取返すような事もしていた。

だから、試合中の対戦相手は僕に対して喧嘩腰で挑んでくる。蹴られたり、削られたり、転ばされたりなんて事はいつもあったけど、小学生の時に教わった言葉を思い出して、痛い顔一つせずに平然とプレイしていた。

そんな僕の危なっかしいプレイスタイルを試合中に見ていた審判が、試合終了後、僕にかけてくれた言葉だった。

このときの審判のにこやかな顔がとても意外で、印象に残っている。

プレイスタイルは少し変わってしまったけど、今も僕はこの言葉を大事にしている。

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