Top Page 親子で球蹴り on the pitch 黄色とオレンジ

2006年03月31日

黄色とオレンジ

指導者の皆さん、「色弱」について、どのくらい知っていますか?

赤、緑、黄、オレンジの4チームに分けられてミニゲームが始められました。
僕は黄色チームになり、4色のビブスの中から黄色を自分で選んで着ました。

対戦相手は、オレンジのビブスを着たチームでしたが、僕は何度もパスミスをしてしまいました。しかも相手の選手にパスをするという致命的なミスです。

でも、僕は味方だと確信してパスをしているんです。

僕は以前、小学校の健康診断で「赤緑色弱」だと言われました。赤と緑の区別が付きにくいことは、自覚していましたが、黄色とオレンジも区別しにくいんです。

結局、ゲームを楽しむことはできませんでした。

コーチが緑色の芝の上に、黄色とオレンジのマーカーを4つずつ配置して、丁寧にポジショニングについて説明してくれました。みんなは解りやすい説明に納得している様子ですが、僕にはなかなか理解できません。

僕には、ちょっと汚れた同じ色のマーカーが8つ置いてあるようにしか見えないんです。

結局、一対一の局面についてだけ、どうにか理解することができましたが、グループの戦術は解らないままでした。

強度色覚異常者の誤認しやすい色の組合せ

  • 赤と緑
  • 緑と茶
  • オレンジと黄色
  • 青と紫
  • 緑と灰色、黒
  • ピンクと灰色、白
  • 赤と黒(第1色盲)
  • ピンクと青(第1色盲)

ちなみに、僕は「強度」という程ではないはずです。

海外の有名クラブが縞模様のビブスを使っているのを映像で観たことがありますが、ちょっとした気配りで障壁を作らずに済むんですよね。

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