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2006年04月21日

サーキットトレーニング

こどもがまだ保育園に通っていた頃、友人に誘われてブラジルフットサルセンターへ行った事がある。

子供にフットサルを教えているというので見学に行ったんだけど、連れて行ったこどもに体験させたいとお願いすると、快く受け入れてくれた。

このときはコートを半分に分けるようにしてサーキットトレーニングをしていた。シュートにパスにドリブル、フットワークやコーディネーションの要素が、このサーキットには組み込まれていた。

単純に一つのオーガナイズでトレーニングを繰り返すタイプのドリルではなく、複数の要素を持つトレーニングが連続するように、しかも子供達が飽きないように組み合わせられていて、フットサルに必要な動きが集約されている。

だけど、ドリブルやパスなどのボール扱いをトレーニングしていると言うよりは、フットワークとコーディネーションにフォーカスしているように、僕には思えた。

ブラジルにフットサルといえば、華麗なボールコントロールみたいな印象があって、「個人技」にフォーカスしたトレーニングを想像していたけど、全く違っていた。

で、これを真似してアレンジしたものが、今僕がこどもと二人で行っているサーキットトレーニングのひとつ。

例えば、ボールを手に持ってラダーをステップする。
まずは、シャトルランとサイドステップを繰り返す。

小さな歩幅でバランス良く足を運ぶ。
手に持ったボールが邪魔をして足元を容易にみる事ができないから、上半身の動きも工夫しなければいけない。

次は、ミニハードルをジャンプ。
歩幅を調整し、できるだけ低く跳んで、着地する場所も重要。

ここでも手に持ったボールが視界の邪魔をするから、あらかじめハードルの位置と着地する場所をイメージできていないと難しい。

ミニハードルを3つ飛び越えたら、持っていたボールを地面に落としシュートする。

ボールをどこに落としたらシュートしやすいのか?
右足の前なのか左足の前なのか?
転がしたらいいのか、バウンドさせればいいのか?

自分のイメージ通りのボールを、ただ落とすだけでも意外に難しいんだ。

シュートしたボールをゴールの中から拾い上げ、胸に抱えコーンの間をスラロームで走って元の位置へ。(このとき、こどもは自分をアイシールド21だと思っている)

ラダーでのステップのバリエーションやミニハードルの間隔と個数は工夫次第。

こどもはこれをシュートの練習だと信じているのだが…

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» ラダーとミニハードル from footbrain

最初は、ラダーだけ、ミニハードルだけといった単調なトレーニングでした。

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