Top Page 親子で球蹴り 「教える」ということ 考える練習をしよう

2007年02月05日

考える練習をしよう

考える練習をしよう

考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル)
著者: マリリン・バーンズ
翻訳: 左京 久代
出版社: 晶文社
発売日: 1985/03
ほかにもあります
きみも音楽家になれる
カラダにいいものを食べよう
自然と友だちになるには

発明家は子ども! どうしてかわかる? あたまをひねろう! やっとわかったぞ!

僕が小学生の頃は、「なぞなぞの本」が愛読書だった。
分厚いその本を何度も何度も読み返して、科学にはまった。

科学の本を読み始めたら、科学者になりたいと思うようになり、
「どうしたら科学者になれるんだろう?」って、科学者の伝記を読むようになった。

「忘れん坊」の科学者の話を読んで「僕と一緒だ!」って安心してみたり、
人間味のある科学者の存在が、科学をより身近に感じさせてくれたりもした。

あの頃は自分で実験道具を作り出しては、机の上で実験を繰り返していたっけな。
ひょっとすると、今も同じ事をしているのかもしれない。

ダイナブックは想像力を引き出す道具を目指していた。特にこどもがゲーム感覚でプログラムを作り、物理現象をシミュレーションしながら科学を楽しく理解できるようになると期待した

僕もこんな思いで、教育ソフトを企画していた時期があった。
難しい実験や危険な実験も、シミュレーションできれば楽しいかなって思っていた。

科学の本質を知っている先生が考えるおもしろさをまず伝授しないと…

ともアラン・ケイは言っているが、まさにその通り。

小学校ってのは、「考えるおもしろさ」を子供たちに伝える場所だったはず。
少なくとも僕はそれでイイと思っている。

別に難しい事を教えてくれなくってもいいんだ。
「考えるおもしろさ」と「気づく喜び」があれば、いつでも勉強はできるからね。

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