2007年04月13日

歩く過程で蹴る

ドリブルは、歩いたり走ったりする動作そのままに、その過程でボールを進行方向へ蹴り出し続けるのだが、

この練習は、ゴールポストの間隔ほどに離れ、並んで歩きながら、蹴る事を意識しない自然な歩く動作の過程で、横を歩く仲間にパスをする。

どちらも、ボールを蹴る事を意識しない動作の中でちゃんとボールを蹴るというところがミソ。

3拍子ドリブルではをするために、タメをつくったりする事はあるが、踏み込む事はしない。というより、踏み込んで蹴る事はできない。

この横パスの練習でも同様に、踏み込む事はない。

昨日、フォームが崩れてしまった僕のインサイドキックを見直してみたときに、その原因もやはり「踏み込み」にあるんじゃないかと気づいた。

一昨年前の今頃、昨日のようにインサイドキックのフォームが崩れたときには、踏み込んだ時には蹴っていると書いたけど、今回は、「踏み込んではいないんじゃないか?」って思ったんだ。

鏡の前でインサイドキックの素振りを繰り返しているときに、「踏み込む」という意識ではなく、「身体を前方に移動させる」と意識したほうが、うまくいく事に気づいた。

そういえば、こどもと二人でインサイドキックの練習をしているときも、「踏み込め」と言ったときより、「ボールに寄って来い」「そのまま走り抜けろ」と言ったときの方が、いいフォームでいいキックができている。

「踏み込み」を妄信してはいけない。

今まで「踏み込む」ために必要だと思って作っていたボールとの間隔は、「走り抜ける」予備動作をするために必要だったんだな。

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» 変拍子でドルブル from footbrain

3拍子のドリブルはシンコペーションのドリブルですが、5拍子のドリブルは組み合わせのドリブルです。

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» 大腿二頭筋が気になる from footbrain

最近は、歩く過程で蹴るを意識したドリルトレーニングを続けている。 踏込めないって書いた時には気づかなかったことだけど、 「踏み込めない」のではなかったんだと、最近になって気づいたから。

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