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2008年07月31日

モウリーニョ どうしてこんなに勝てるのか?

モウリーニョ どうしてこんなに勝てるのか?

モウリーニョ どうしてこんなに勝てるのか?
著者: B. オリヴェイラN. アミエイロN. レゼンデ
出版社: 講談社
発売日: 2007/4/20

いつものとおり、興味がある部分に付箋を貼りながら読んでいましたが、途中で付箋を貼るのを諦めました。付箋がいくらあっても足りないからです。それでも、短時間で読み切ってしまいました。それぐらい、おもしろい本です。

木曜日-「特有」のものを強化する

例えば、この本は素晴らしい本になるだろうが、たとえ50回読んだとしても、伝統的な方法を学んできたコーチがこの本からトレーニングのために有益なものを得ることは、難しいだろう。

なんて書かれていますが、幸いなことにまったくのド素人の僕には、とても有益な本です。

「戦術的ピリオダイゼーション」という言葉は、

ジョゼ・モウリーニョの世界

「簡単な事だよ。分析を用いる伝統的トレーニング法と、ボールを使った総合トレーニング法は、それほどかけ離れたものではない。しかし私のトレーニング方法、名づけて『戦術的ピリオダイゼーション』は、一見、その2つと同じようにみえるかもしれないが、じつはまったく違うものなんだ。
【中略】
大切なのは、専門用語うんぬんではなくて、トレーニング方法の違いを理解することだ。総合トレーニングと私のトレーニング方法は、全くの別物なんだ。なぜって、話の大元が違うからね......」

という部分にありましたが、「戦術的ピリオダイゼーションとは...」などとは書かれていません。
だけど、この本を隅から隅まで読めば、それがちりばめられていたことに気づくはずです。

週間メニュー、プレースタイルのモデル、試合モデル、組織化、習慣、下位原則...
キーワードはまだまだあります。

ジョゼ・モウリーニョの試合スタイル

「私の戦術の根底を流れる、明白な概念がある。現代のフットボールにおいて、ゴールを決めることの次に重要なのは『ボール・ポゼッション』だ」
【中略】
「攻撃するには広すぎるピッチと、防御の厚い壁。これはボール・ポゼッションを奪われたときの強烈な対応だ。ポジションには、固定した構造が必要だけど、流動的な構造も必要となる。なぜなら、ピッチ上に定位置を持つ選手もいるけれど、ダイナミックに動き回る選手もいるからだ。ポジションがいつも均等に配置されている必要はあるけどね」
【中略】
「ボール・ポゼッションができて、パスを回して、ポジションバランスがとれて、選手達がポジションの取り方をきちんとわかっている、そんなチームが好きなんだ。【略】」

などと書かれています。
「ボール・ポゼッション」に対して拘りがある人だってことも、とてもよく分かりました。

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Trackbacks

» ポゼッションで教える from footbrain

大切なのはポジショニングであって、ポジションではない。

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» F.C. Porto Journal from footbrain

戦術的ピリオダイゼーション("Tactical Periodization")について調べていたら、面白い資料を見つけたので紹介します。

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