2008年12月12日

縄跳びで走る

僕のダイエットとリハビリが目的で、公園のトラックを走り始めたのが何年前だろう?
走り終わると「かえるコール」して、こどもに風呂の支度をさせていたっけ。

「マラソン大会の練習がしたい」って、こどもが一緒に走るようになり、結構走れるようになってきた頃に、「くるくる回っているだけじゃつまらない」って言いだしたのがきっかけで、公園の中のコースを走るようになった。

一緒に走ってくれる仲間がいるってイイよね。別に何か話をする訳じゃなくても、横にいてくれるだけで充分。

だけど、一緒に走ってくれるのなら、こどもにも明確な目的を持たせよう。マラソン大会が終わって、走る意味が少し薄れてしまっているこどもをみていて思い、始めたのが縄跳びで走ること。

最初は、縄跳びをし続けて僕と同じ速度で走ることを約束した。走る前は「えー」って言ってたのに、僕と走り始めてすぐに想像と違うことに気づき、「歩くほうが速い気がする」って言ってた。そう、走るはずの僕でさえ「歩くほうが楽」って感じるほどの速度だからね。

あまりにもゆっくり過ぎるスピードに戸惑って、ちょっと走っては止まり、同じ場所で縄跳びを続けながら(僕らはホバーリングって呼んでる)僕が横に来るのを待っていたっけ。

僕の走る速度に合わせられるようになって、次はテンポを変えて走ることやらせてみた。僕の走る速度は変らないから、こどもは縄跳びを回す速度を変えても前に進む訳にはいかない。縄を回すテンポが変っても走る速度は変えられないってこと。

今は、2拍子と3拍子を織り交ぜながら、テンポに加えてリズムも変えるようにさせている。

縄跳びで走るようになってから、こどものランニング・フォームが良くなった気がする。視点が定まって頭がふらつかなくなったし、体の上下動も左右のブレも小さくなった。

これがサッカーに役立っていないはずはないと思うな。

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