Top Page コンディショニング 怪我 中足骨を疲労骨折?その1

2010年07月13日

中足骨を疲労骨折?その1

いつだったか「インステップをママチャリに轢かれた」って言っていたので、「足の甲が痛い」ってこどもが言い出しても気にも留めず、アイシングして湿布を貼っておくように指示しただけでした。

案の定、暫くすると痛みが無くなり、普段通りサッカーの練習も試合も行っていました。

ところが、毎朝のように早朝練習に行き、夕方は僕と走り、週三回ある練習や試合にと、これを繰り返すうちに、週末になると必ず「足の甲がすごく痛い」と言うようになりました。

リーグ戦はまだ数試合未消化で、夏休みには合宿もあります。

「今病院に行かないと後で後悔するぞ」って、こどもを説得して近所の整形外科で受診してきました。

診察室に入ると、まずは問診。
「サッカーを週8時間程度、後は走ったり縄跳びをしたり」と、自転車に足の甲を轢かれた事も話しました。

続いて触診。
「どこが痛い?」と質問しながら足の甲を触っていきます。
「ここはどう?」と聞かれ足の甲の中程を押された時、椅子に腰をかけていたこどもが飛び上がりました。

疲労骨折は多くの場合、症状についての問診と足の診察に基づいて診断されます。骨折部分に触れると痛みがあります。

最後にレントゲン撮影。
こども曰く「かなり無理な体勢」で、一度に両足を撮影しました。

レントゲンの画像を見ながら医師が説明をしてくれました。
「画像を見るかぎり異常は無い」、「でも、新しい骨が生成されてはじめて『疲労骨折』だったって分かる場合もある」と。

疲労骨折による骨の変化はごくわずかなので、骨折直後のX線画像では異常が見つからないこともよくあります。しかし2〜3週間後には、骨の回復とともに骨折部位の周囲に新たな組織(仮骨)が生じ、この変化がX線画像でも検出されます。骨スキャン検査を行えば、X線検査よりも早い段階で骨折を確認できますが、必要となることはまれです。

そして診断の結果は、「中足骨の疲労骨折」。

疲労骨折は骨に小さなひびが生じた状態で、骨に対して曲げる、ひねるといった衝撃が長期にわたって過剰に加わることでしばしば起こります。

2~3週間は安静にしておく事、プールはダメ。

骨折が治癒するまでには通常3〜12週間かかりますが、高齢者や寝たきりの人ではさらに長くかかることがあります。小指の疲労骨折はなかなか治らないことがあり、手術が行われる場合もあります。

治療のため、疲労骨折が治るまでの間は走るのをやめる必要がありますが、代わりに別の運動を行うことは可能です。

念のためにと、簡易ギプスを装着されて帰ってきました。

ギプスによる固定が必要になることはまれで、ギプスを使用する場合も、筋力の低下を最小にとどめるために3週間ではずします。

Trackback URL