熱けいれん
一昨日は、炎天下での試合でした。
試合後半、脚がピクピクし始めたので自らピッチを出て、暫く様子を観ようと思いました。いつもなら、給水をして暫く休めば復帰できたからです。
この日は、ちょっとだけ違いました。いつもは脚だけなのに、手や腕もピクピクしています。
「熱けいれんかな?ヤバイかも…」
ユニフォーム・ジャージを脱いで身体を冷やそうと思いましたが、大量の汗でベトついていて脱ぐのに苦労しました。
タッチライン付近にちょうど、僕が置いておいた給水用のボトルがあったので、急いで給水をしました。陽に当って生暖かくはなっていましたが、このボトルに入れておいたスポーツ・ドリンクが効いたようでした。
暫く座ったまま身体を冷ましていたら、けいれんが収まったので、主審に合図を送りピッチに入ろうとしたところ、「入れないよ」と誰かに声をかけられました。
僕がピッチを離れた後で、仲間が交代で入ってくれた事にも気づかずにいたようです。
仲間に迷惑をかけてしまった自分を腹立たしく思いましたが、僕らの試合では交代が自由にできます。この後でもう一度ピッチに入って、挽回しようと思いました。
正直なところ、試合当日の体調に関しては朝から不安でした。
前日の同じ頃には、こどもと二人で二時間ほど練習をしました。
いつもなら昼寝をして身体を休めるのですが、この日はしませんでした。
熱帯夜だったにもかかわらず、エアコンを使わずに寝苦しい夜を過ごしました。
朝起きた時に、怠さを感じました。寝不足だったと思います。
試合開始まで時間があったので、出掛ける前に昼寝をしたらスッキリしました。
気象庁 | 過去の気象データ検索で調べてみたら、
こどもと練習をしていた2008年7月12日14時では、気温35.3度で風速1m/s、
試合が行われていた2008年7月13日14時では、気温34.4度風速1m/sで、
両日共にその日の最高気温を記録した時間帯でした。
熱けいれんは、気温や運動による発汗などで体内の塩分濃度が低下して起こるそうです。
この時、水分だけを補給したのでは低ナトリウム血症が増強されて悪化する恐れがあるということなので、必ず0.9%の生理食塩水を給水してください。
ハーフタイムに塩分を補給しておけば良かった。
そして、大量の汗で濡れてしまったジャージは無理だったとしても、インナーシャツを着替えておけば少しは楽だったろうなって、思います。
そんな事よりも、日頃の体調管理ですね。
こどもじゃなく、自分が先に経験できたことが不幸中の幸いというところでしょうか。
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