シュートが入らない
NTCでもシュート練習をしていました。
無人のゴールの真ん中を狙って強く蹴るシュートは良いのですが、指定されたターゲットを狙ったり、ゴールの中にコーチが入っていたりしただけで、とたんにシュートが入らなくなるようです。
そんな選手達が、なぜか皆同じようなフォームだったのは不思議でした。
NTCでもシュート練習をしていました。
無人のゴールの真ん中を狙って強く蹴るシュートは良いのですが、指定されたターゲットを狙ったり、ゴールの中にコーチが入っていたりしただけで、とたんにシュートが入らなくなるようです。
そんな選手達が、なぜか皆同じようなフォームだったのは不思議でした。
日本にはボール回しがある。向こうがボール支配率55%のときでも、相手陣地でいいパス回しが何度かできるかもしれない。相手のボディーコンタクトを受けないようにしながら、ゴールまで行くようなプレーをすればどこを相手にしてもやれる。
これは、ワールドカップの組み合わせ決定について、中村俊輔がコメントした内容の一部。
この一部分を読んだだけでは、
そのボールはどうやってゲットするんだ?とか、
パス回しているだけじゃ、いつもの負けパターンじゃないか?とか、
ゴールまで行くだけで、シュートが入らないんじゃ…とか、
考えさせられてしまう。単なる揚げ足取り?
毎週一回、たった一回しかできない親子練習のメニューの中で、CoordinationTrainingの一つという位置づけをして、ボールリフティングを行ってきた。
だけど、始めたばかりの練習、覚えたての技術という事もあり、こどものボールリフティングは、まだ練習になっていない。
ワンバウンド・リフティングでは、ボールの後を追いかけながら蹴り上げては一休み、ノーバウンドで挑戦しても、ほんの数回ただ足に当てて蹴り上げはするものの、最後は蹴り損ねたボールの後を追いかけて一休み。
この「一休み」は、ただ闇雲にボールを蹴り上げ続けるのではなく、ボールをどうしたいのか?そして、その後で何をするのか?を、イメージしてから始めるために、僕がこどもに指示した事。
ボールに追従して動かされるのではなく、ボールをコントロールしなければサッカーにはならないからね。
だから、現状のこどもの練習として考えるのであれば、この「一休み」をしないのなら、ボールリフティングなんてしないい方がイイ。
また、僕の場合、あらかじめ設定してある目標を達成するか、それに代わる何かを得られるまで一つの練習を終える事はしない。
そんなこんなで、このボールリフティングのために、30分近くの多くの時間を費やしている。
子どももやっと気づいたらしい。
だけど、こんなリアクションをするとは思っていなかった。
昨日練習した時に、インサイドキックのフォームがひどく崩れていたので、もう一度最初から教える事にした。
意思表示が問題解決の糸口だとすると、思い当たることがある。
以前、高校生の試合を観戦しにいったとき、応援していたチームの動きがとてもぎこちなく見えた事があった。
選手がパスを受けるたびに、壊れたDVDを見ているときのように全体の動きが一瞬止まってしまうのだが、これはすぐに原因が解った。
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