2005年09月12日

3拍子ドリブル

3拍子でドリブルをします。

[、左、右]、[、右、左]、[、左、右](赤字が蹴り足)と、リズムに合わせ、左右の足で交互にボールを蹴ってドリブルをするだけです。

3拍子の「強、弱、弱」のうち、どの拍子(タイミング)でボールを蹴るかで、ドリブルの質が変わります。

a.[、左、右]、[、右、左]、[、左、右](強、弱、弱)…
b.[、右]、[、左]、[、右](弱、強、弱)…
c.[、左、]、[、右、]、[、左、](弱、弱、強)…

こんな感じに、足に力を入れるタイミングを変える事で、ドリブルを続けながら緩急をつけたり、フェイント動作を入れたりする事ができます。

まっすぐ転がってるボールを左右の足で蹴るには、身体がボールに対して平行に、左右に移動しなければならないのですが、この左右のStepだけでもフェイントになりますし、他のフェイントへのきっかけ作りにもなります。

きれいな3拍子を続けるためには、左右が同質のキックをし続けなければならないので、「両足で蹴る」ためのトレーニングにも最適だと思います。

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2005年08月29日

「気を付け」の姿勢から蹴ってみる

「気を付け」の姿勢からインサイドキックのフォームをしてみてください。

最初の動作で、蹴り脚を後方へ引いた人と、立ち脚を前方へ出した人に分けられるはずです。

うちのこどもの場合、蹴り脚を後方へ引き、身体が蹴り脚側に開いた半身になっていました。

原因はいくつか考えられますが、ひとつは、トラップでボールを足元に止めてしまうために、蹴る時にはどうしても蹴り脚を後方へ引く必要があり、そのためにこんなフォームになってしまったと考えました。

僕の場合、「一歩前へ」の動作で、立ち脚だけを前へ出します。
この時に、身体は正面を向いたままで、半身にはなりません。

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2005年08月06日

ゆっくり蹴ってみる

重心の位置では、インサイドキックを苦手とする人が、「いち、に」のリズムでボールを蹴っていると書いたけど、じゃあ、どんなリズムで蹴ればいいのか?

僕は子どもに「いち」(正確には、「いーち」)で蹴りなさいと教えている。

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2005年07月06日

重心の位置

二軸動作だとか難しいことは抜きに考えても、インサイドキックを苦手とする人は、重心の位置に問題があるんじゃないだろうか。

インサイドキックを苦手とする人のフォームを見ると、「いち、に」のリズムでボールを蹴っているのがわかる。

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2005年05月26日

「妖怪ぬりかべ」がインサイドキック??

重心の移動を書いた後も、鏡の前でキックフォームを確認してみるんだけど、
なんだかどうもすっきりしない。

何がすっきりしないかっていうと、
笑っちゃう事に「『妖怪ぬりかべ』がインサイドキックしたら、
本当に僕のイメージどおりに蹴ってくれるんだろうか?」って考えたから。

「妖怪ぬりかべ」がインサイドキックをするのを想像すると、

1.脚だけ振り回して蹴る
2.立ち脚側を軸にして、ドアを閉めるように旋回しながら蹴る
の2パターンは容易に想像できるけど、

3.前後と上下の重心移動で蹴る
ってのは、想像しがたい。

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2005年05月25日

重心の移動

「二軸」を「重心」で考えてみた。

僕がインサイドキックをする時には、
1.身体(重心)全体が前方に平行移動し
2.立ち脚の膝を抜き、同時にボールを蹴っている

だけど、
重心が立ち脚から蹴り脚に移動しているとは思えないので、

3.重心は左右に移動していない

だから、
「重心を左右に入れ替えて蹴っている訳ではなく、
重心が前方へ移動する時の力を利用して蹴っている」ということになる。

また、
4.重心は一点の上にある訳ではないが、固定している。

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2005年05月13日

踏み込んだ時には蹴っている

フォームが崩れてしまったのをきっかけに、僕のインサイドキックをもう一度考えてみた。

僕の場合、解りやすく言えば、踏み込んだ時にはボールを蹴っている。

例えば超スローモーションで見たなら、厳密には踏み込んだ後に蹴っているんだろうけど、
意識の中では「踏み込む」と「蹴る」の動作は同時だ。

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2005年02月07日

2005.02.06の練習メニューから

Warming upとCoordinationTrainingを兼ねて、講習会で教わったメニューを早速試してみた。

1.ボール交換
一人はゴロで、一人は浮き球で同時にボールの交換をするが、浮き球をキャッチするときに顔を背けてしまう。

一人はワンバウンド、一人は浮き球でボールの交換をするが、やはり浮き球のほうが気になるらしく、バウンドボールをキヤッチするのに苦心している。

「ボールが顔に向かってくるのが怖い」らしい。

2.スキップ
買い物の帰り道などで、二人でスキップするときは自然にできるのに、「やってごらん」といってやらせてみると、動作がぎこちない。

右手と右足が一緒に動いてしまう。

「腕を伸ばして、大きく振ってごらん」と言っても、腕が伸びない。

試しに「上半身を捻ってごらん」などと言ってみるが、頭で理解できない事は動きにはならない。

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2004年12月04日

踏み込む力が蹴る力になる

球威のある球を蹴るための要素にはもう一つ「スピード」があるんだけど、
これは前に書いた踏み込む「力」と合わせて「瞬発力」といった方が解りやすいと思う。

踏み込んだ時の瞬発力を、高く跳ぶためにでも遠くへ跳ぶためにでもなく、
移動するスピードを生むために注ぎ込む、
走り幅跳びよりも短距離のスタートを想像してもらえば解ってもらえるだろうか。

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