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2005年03月11日

どこまでやっていいの?

草サッカーで初めての相手と試合をする時や、講習会などで初めて会う人と練習するときなどに、ボディーコンタクト(いわゆる「あたり」)の加減を、どこまでやっていいものか、いつも考えてしまう。

こどものサッカースクールでゲームを観戦しているときも、それを考えて(しまって)いる子と、そうでない子がいるのがよく分る。考えていない子は、あたりの加減を知っている子とそうでない子に分類され、加減を知っている子には、そのほとんどに年上の兄弟がいる。

年上の兄弟とだったら、遠慮無く戦う事ができる。
相手は適当にいなしてくれるし、やりすぎれば叱ってくれる。
いわば日常から一対一の練習をしているようなものだ。

「最近の子供は、ボディーコンタクトを嫌がる」と、どこかの記事に書かれていたけど、「嫌がる」のではなく、「判らない」というのが正解だろう。戦う気持ちが希薄なわけでもなければ、対戦相手に優しいわけでもない。

一人っ子が多く、兄弟喧嘩が無い。
友達と取っ組みあいの喧嘩をするわけでも無い。
だから、身体で覚える機会がほとんど無い。

これは、子供のサッカーや草サッカーに限った事じゃないから、大問題だと思う。

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