将棋
昨晩のこと、子供が「将棋をしよう!」と言ってきた。
ハリー・ポッターと賢者の石を観た時に、「チェス」に興味を持ったのがきっかけだ。
「チェスってなに?」と聞かれた母親が苦し紛れに、「外国の将棋よ」と答えてしまったものだから、こんどは「将棋ってなに?」と切り返えされてしまった。
ちょうど新聞を読んでいた時だったので将棋欄を開き、「これ!」と示したという。
そこで、工作好きのこどもは段ボールとはさみを持ちだし、四角い紙を切り取り、それぞれに将棋欄の駒に書かれた文字を写し書きして、立派な将棋盤と駒を作り上げた。
そして今度は「将棋をおしえて」ときた。
母親は将棋をよく知らないものだから、将棋欄の王座戦の差し手を辿り解説(?)した。
こどもが僕に言った。
「将棋とかオセロは、審判がいないんだね」と。
「どうして審判がいなくてもいいんだと思う?」と僕は応えた。
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