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2006年04月17日

サンバで鼻歌

ちょっとボールを追いかけて走っただけで、呼吸が乱れ走れなくなる。
子供や初心者のサッカーをみていると、そんな選手はよくいる。

それが、練習中はいくら走り回っていても平気な顔をしているような選手なのに、試合になると走れなかったりするんだから、不思議だ。

そんな選手を観察していると、そのほとんどは無呼吸で走っている事に気付く。

パスが来て、ドリブルを始めるとすぐに息を止めてしまう。
相手を追いかけている時、呼吸する事を忘れてしまっている。
(「おにごっこ」のときを想像すると解りやすいかも...)

たしかに、50mや100mといった決められた短距離を単発で走るのならば、無呼吸で走ったほうが効率はいいんだろうけど、サッカーの場合は、これから走らなければならない距離が決まっている訳じゃないから、呼吸をしないのは無謀というもの。

休みなくダッシュを続けなければならないような展開になるかもしれないし、走ったり止まったりを繰り返す事だってある。相手ディフェンスにドリブルを阻まれ、ふと思い出して呼吸しはじめても遅い。

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2006年04月18日

ランニング・コーチ

サッカーは、確かにボールを蹴る事ができないと始まらないスポーツだけど、フィールドに22人の選手がいても、ボールを蹴る事ができるのはたった一人だけ。

ボールを蹴る事ができる選手にしたって、ボールに触っている時間は多くてもほんの数分だけで、あとの時間のほとんどは歩いているか、走っているかということになる。

大雑把に言って、競技時間のうちの半分以上の時間は走っている事になるんじゃないかな。

だとしたら、サッカーは走るスポーツのはずでしょ。

しかも、サッカーの走り方は、その選手のポジションによって違うだろうし、戦い方によっても違うはず。

シュートをする時の走り方、ドリブルの時の走り方、相手をマークしている時の走り方、インターセプトをする時の走り方、もっとあるけど、それぞれが違うはずだし、それは陸上選手や他の競技の走り方とも違うはず。

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2006年04月21日

サーキットトレーニング

こどもがまだ保育園に通っていた頃、友人に誘われてブラジルフットサルセンターへ行った事がある。

子供にフットサルを教えているというので見学に行ったんだけど、連れて行ったこどもに体験させたいとお願いすると、快く受け入れてくれた。

このときはコートを半分に分けるようにしてサーキットトレーニングをしていた。シュートにパスにドリブル、フットワークやコーディネーションの要素が、このサーキットには組み込まれていた。

単純に一つのオーガナイズでトレーニングを繰り返すタイプのドリルではなく、複数の要素を持つトレーニングが連続するように、しかも子供達が飽きないように組み合わせられていて、フットサルに必要な動きが集約されている。

だけど、ドリブルやパスなどのボール扱いをトレーニングしていると言うよりは、フットワークとコーディネーションにフォーカスしているように、僕には思えた。

ブラジルにフットサルといえば、華麗なボールコントロールみたいな印象があって、「個人技」にフォーカスしたトレーニングを想像していたけど、全く違っていた。

で、これを真似してアレンジしたものが、今僕がこどもと二人で行っているサーキットトレーニングのひとつ。

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2006年05月08日

歩けば?

フットワーク・トレーニングと言うと、ラダー・トレーニングを思い浮かべる人も、最近は少なくないようだ。

ラダーを使ってトレーニングをしていると、僕らの近くまで来てみている子供達が、「アイシールドがやっているのと同じだ」とか、「僕もこれやったことがあるよ」なんて話をしている。

見た目が楽しそうな道具だし、こどもも楽しげにやっているから、きっと興味があるんだろうなって思いながら、子供達の話を聞いているけど、子供の頃に外でいっぱい遊ぶことができた僕にとっては、なにを今更ってな道具なんだ。

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2006年05月16日

縄跳び

走るために、転ばないために、フェイントをするために、ボールを蹴るために、強いフットワークを作るためには、縄跳びは最適だと思う。

足首をはじめとして、脚全体を強化する事ができるし、腕や身体全体を同時に連動させるコーディネーションのトレーニングにもなる。

目標設定やベンチマークとして「縄跳び検定カード」はとってもいいアイデアだと思う。
サッカーの現場に同じベンチマークを置くんだったら、これぐらい具体的で興味を抱きやすく、やりがいのあるモノのほうがイイと思うな。

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2006年05月17日

クロスカントリー

クロスカントリー・ランニングも、フットワークの強化にイイそうです。

起伏のある不整地を走るれば、たしかに足首の強化になりますね。足首の向きだとか歩幅を調整して、場合によっては両手を上手く使ってバランスをとらなければいけない。

ラダーやハードルを使ったトレーニングでは、規則正しい足運びをトレーニングできますが、クロスカントリー・ランニングでは、足の運び先を、自分で見て判断しなければならない。

常に真っ直ぐに走れる訳でもないし、上り下りもあるから、同じペースで走る事も難しい。

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2006年07月19日

脚が気になる

昨日は、パワーウオーキングクロスカントリー・ランニングを一時間、
今日は、クロスカントリー・ランニングを一時間行いました。

といっても、トレッドミルですが…

本当なら自然の中を歩いたり走ったりしたいところですが、
トレッドミルなら天気を気にしなくてもいいし、
ルール無用のママチャリに邪魔されることもないし、
知り合いに会って話し込まれる心配もない。

だから、集中できます。
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2006年07月21日

スローピング

トレッドミルでのクロスカントリー・ランニング、これの欠点は下り坂が無いこと。
ジムにあるトレッドミルは、下り坂を設定できない。

なだらかな下り坂を走るトレーニングも必要なんだよな。

ところで、トレッドミルのディスプレイに表示される歩幅ってのは、どうやって計測しているんだろうか?

基準は着地の際の踵にあるのか、踏み切った時のつま先にあるのか?
圧力センサーかなんかで計測した平均値だったりすると、10cmも差があるのは理解できるんだけどな。

と思って、「」で検索してみた。

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2007年02月01日

フットボール!

「間合い」の練習をバスケットボールのトレーニングから真似できないものかと、図書館で本を借りてきてみたり、Webで検索してみたりしてみたんだけど、「!」って思えるような資料が見つけられない。

」って言えば真っ先に思いつくのが武術だったりするんだけど、僕が考えるサッカーの「間合い」ってのは「走りながら調整する」ものだから、ちょっと違う。

としては、
シッポとり鬼の1対1の局面を、二人っきりの練習の中で数多く作れればいい。
だけど、何か足りない。演出というか遊び心というか...

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2007年12月21日

調整する能力を養うもの

コオーディネーション(コーディネーション)・トレーニングは、単純なドリル・トレーニングではないんですよね。

今、僕の知りたいこと」にコメントいただいた、

コオーディネーショントレーニングを体系づける試みは、たくさんあるのですが、そのモデルが独り歩きし、反復(固定)的に練習されるようになると、その途端、狙っている部分から逸脱してしまいますよね。

体系化と脱構築の配合が難しいです。

という、U.K. さんの言葉を思い出します。

僕は、を、「調整する能力を引き出し、養うもの」だと考えます。

だから、ある動作や技術を「教え込ませるためのもの」とは違うと認識しています。

また、サッカーのCoordination Trainingである以上、サッカーの目的にあったトレーニングであるべきだと思います。

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