Top Page サッカーのアルゴリズム 単純に考える~子供達の場合

2004年12月09日

単純に考える~子供達の場合

サッカーを始めたばかりの子供達の場合、「相手も味方も近くにいる」っていうのは、よくある事。

この「団子状態」、子供達にとっても、心地いいものじゃないはず。
では、彼等はどうやってこれを解決しているのか?

ボールを持ったら一気に相手のゴールまでドリブルをする。
スピードで、相手も味方も置き去りにして自分のスペースを作ろうとする。

この調子でゴールを量産していたこどもが、ある日ドリブルする向きを変えた。
ボールを持つと、自陣のゴール方向へ、タッチライン方向へとドリブルを始めた。

これは何故かとこどもに問うと、「僕がドリブルをすると、最初は誰も追いかけてこなかったんだけど、相手も味方も追いかけてくるようになった。それでもドリブルをしていたら、相手だけが追いかけてくるようになった」と…

だったら「追いかけてこない味方にパスをすればイイと考えた」と言う。
だけど、味方にパスをしただけでは、シュートは味方が入れてしまう。

シュートが大好きなこどもにとっては、これでは納得できない。
味方にパスをした後で、自分はゴール前に走り込む事まで考えたと言うんだから恐れ入った。

確かに、彼は相手を引き連れてドリブルをしながらスペースにいる味方を探しパスをすると、シュートを打てる場所(スペース)まで大きな声で「パス」と叫びながら一気に走り込む。

しかしながら、パスを受けた味方も実はシュートが大好きな子供。相手は「パス」と叫んでいる彼のほうにつられているから、シュートは誰にも邪魔されない。
パスを受けて、「いただきぃ」とばかりシュートを放つ。

サッカーは単純なスポーツだと改めて思い知らされる。

Trackback URL