2005年11月14日

時間の流れ

シンコペーションのドリブルは、長い距離のドリブルじゃない。
タッチライン沿いで行うドリブルでもない。

ボールをポセションした後、相手のディフェンスを崩してシュートまで持ち込むためのドリブルだ。

イメージはバスケットボールのドリブルに近い。

だけど、バスケットボールは大学の授業でやった記憶があるだけで、全くの門外漢。
バスケットボールを勉強したいな、と思って検索していたら、

バスケットボールについてまじめに考えるホームページを見つけた。

特に、個人技指導の観点に書かれている、

1.「4次元で防御との関係を崩す!(図1)」

  • 空間的に崩す(3次元)=上下,左右,前後に崩す=動きの方向を変える=change of directionの重要性
  • 時間的に崩す(+1次元)=拍子をずらす(はずす)=動きのリズムを変える=change of paceの重要性

2.「時間の流れの中で防御との関係を崩す!(図2)」

が興味深い。

バスケットボールの場合、ボールを空間でポゼッションしているので空間的に崩す事ができるけど、サッカーの場合は、平面上でボールをポゼションしていると言っていいだろうから、ピクシーやレオナルド(最近では、ロナウジーニョ)のような選手でもなければ、空間的に崩すのは難しい。

だからこそ、サッカーでは時間的に崩す事がとっても重要になるんじゃないかと思う。

とすると、ボールをもらう前から「崩し」を意識するという事も、言うまでもなく重要なんだな。

シンコペーションするドリブルは、左右の脚を使って、交互にドリブルする事で動きの方向を変え、その上で、シンコペーションすることで動きのリズムを変えている。

あとは、ボールをもらう前の動き、ファーストコントロールも、それぞれを単独で考えないで、「時間の流れ」の中で整理しなければいけないんだな。

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