「へたくそ」の理由
チームやグループで練習をすれば、「あの子は僕よりもうまい」とか、「僕はあの子よりうまい」と見て取る事ができます。
じょうずだなって思った仲間や上級生のプレイを手本にする事も、「いつかあんなことができるようになりたいな」なんて、身近な目標を見つける事もできるでしょう。
「うまくなりたい」って気持ちがあれば、自分に足りないものを見つける事もできるはずです。
親子二人で練習をしている僕らの場合、こどもは何を持って「上手」というのか、その基準を知る必要があるのですが、これは大して難しい事ではありませんし、問題ではありません。
うまくなった事は、放っておいても自分で気づきます。
だけど、できた事ができなくなっている自分には、目をつぶってしまうものです。
他の部分で上達している自分を見つけて、それで満足して止まってしまいます。
こどもは自分に何が足りないのかを自分で見つけなければなりません。
これが一番の問題なのですが、これが上達の方法だと思っています。
「できない」を見つけてあげるのは、僕の仕事です。
だけど、「できない」=(イコール)「へたくそ」ではありません。
こどもがいつまでも「できない」でいるのは、僕が「へたくそ」だからだと思っています。
Comments
comments powered by Disqus