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2005年12月22日

キョロキョロ

子供の頃から、僕は猫とよく目が合います。
これは、僕がいつも落ち着き無くキョロキョロしているからだと思います。

街中を歩く時、僕はキョロキョロしながら、
人と人の間をすり抜けるように歩きますが、

普通(?)の人たちをみていると、
常に前だけを見て、時には前から来るものを避けようともせず、
この道には自分しか歩いていないとでも思っているかのように見えてしまいます。


僕に似て、いつもキョロキョロして落ち着きがないうちのこどもは、
授業中はとっても迷惑をかけているのだろうと思います。

子供のキョロキョロは、好奇心から来るところもありますが、
僕のキョロキョロは、それだけが理由ではないようです。
僕は自転車で散歩することが大好きです。
自転車で散歩する時には、歩行者と同じところを走らなければなりません。

歩いている時でさえ、僕には危なっかしく見える歩行者ですから、
自転車に乗っている時には余計に気を遣います。

歩行者の動きに気を遣いながら、道すがらの風景やお店、
猫や雲なんかを見ながらも、走るコースを探し、首を振りキョロキョロしています。

こんな事を、子供の頃から好んでやってきたのですから、
僕のキョロキョロはすっかり身に染みついてしまっています。

僕が子供の頃には、サッカーの指導者や先輩に、
「首を振れ」とか「回りを観ろ」とか言われるようなことはありませんでした。

この年になっても、講習会のインストラクターに、
「よく首が振れて、回りが観えていますね」と褒めてもらえるのも、
自転車と好奇心のおかげだと思っています。

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