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2005年12月29日

ボール以前に必要なもの

その一)つづき
選手達が何を苦手としているのかは、見れば分ります。
極端な言い方をすれば、「脚だけを操作するのは上手」ということです。

正しい言い方ではないと思いますが、上半身は脚と連動していません。
もっと言えば、左右のバランスさえとれていません。

これは、得意な脚だけを巧みに動かしてボールを操作することだけをやってきたからでしょうか?

サッカーだけを一生懸命やってきたからなのでしょうか?(それでは悲しすぎます。

サッカーの指導者が、練習の中にコーディネーション・トレーニングを取り入れてさえいれば、
それだけで解決できたことなのでしょうか?

サッカーには何か足りないものがあるのでしょうか?

僕は水泳に関しても素人ですが、こどもに水泳を教えるにあたっては、
水に慣れる、水に親しむ、水に浮く、水に潜るなどといった、基本中の基本から始めました。
0(ゼロ)から始めたと言っても過言ではないでしょう。

子供と球蹴りを始めた時には、ボールに慣れる、ボールに親しむ、ボールを蹴る、
ボールを止めるといったことから始めましたが、今になって考えれば、
これで良かったのかなと疑問に思います。

これを水泳に例えれば、いきなり泳ぐことから始めてしまったように思えてしまうのです。
100あるうちの1から30程の過程は飛び越してきてしまったのではないかと、後悔しています。

サッカーはボールが無いとできないスポーツですが、
ボール以前に必要なものがあるのではないでしょうか?

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