サッカーの道具/ボール(3)
土の上に砂を敷いた校庭では、3号球を使用する機会は滅多にありません。
こどもは普通の4号球を使っています。
- イレギュラーにバウンドするから
- イレギュラーに転がるから
- ちょっと触っただけでも転がってしまうから
というのが理由です。
だけど、3号球が駄目と言っているわけでは決してありません。
芝のグラウンドでは、3号球のほうがこどもも蹴り易そうにしています。
芝のグラウンドで4号球を使わせると、蹴って遠くへ転がす事がより難しくなるので、
無理に力を加えようと力んだキックフォームになってしまうようです。
また、ボールの空気圧はメーカーが指定する規定値の範囲を必ず守るようにしています。
きちんと空気圧が調整してあるボールは、上手に蹴る事ができた時にだけ良い音がします。
ボールの音を聞いただけで、こどもがきちんと蹴る事ができているか確認できますし、
ボールを蹴っているこどもも、その音が判るようになって、
キックの良し悪しを判定する基準がより明確になります。
ボールの音を聞く事はとても大事なんですよ。
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