2005年07月06日

重心の位置

二軸動作だとか難しいことは抜きに考えても、インサイドキックを苦手とする人は、重心の位置に問題があるんじゃないだろうか。

インサイドキックを苦手とする人のフォームを見ると、「いち、に」のリズムでボールを蹴っているのがわかる。

「いち」で立ち脚で立ち、「に」で蹴り脚がボールを蹴る。極端な例では、「いち」では、立ち脚に全体重をかけ、「に」で蹴り脚に力を入れ、脚を振ろうとする。このとき、蹴り脚だけで蹴ろうとするか、蹴り脚と反対側の上半身を動員して、身体を捻って蹴ろうとする。

これでは、脚を振る動作を意識したり身体を捻ったりするから、インパクトのタイミングも取りにくいし、強くは蹴れない。結局、蹴る動作の始めから終わりまでの間、立ち脚側に重心がどっしりとある事になる。

重心を立ち脚側に移動しないで蹴ることができれば、もっと楽に蹴ることができるんだろうな。

この無理なインサイドキックのフォームを検証するためにやっていたら、蹴り脚の大臀筋のあたりが痛くなってきた。

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