足で蹴らない
こどものリフティングを観察していると、足だけでボールを操作しようとして苦労しているように見えます。これは、ボール・リフティングの時だけではなく、地面にあるボールを操作する時も同様でした。
いつもはそうでなくても、プレッシャーがあると足だけの操作になってしまいます。「かたくなっている」と言う表現がピッタリなのですが、単純に「身体が硬い」わけでは無さそうです。
本当なら、身体全体を使ってボールを操作して欲しいのですが、身体の使い方が未熟なんです。
せめて脚でボールをコントロールできれば、もっと楽にボール操作ができるはずです。
脚とは、骨盤を含めた部分のこと(あくまでも僕の解釈です)で、脚でボールを操作するためには、骨盤を操作しなければいけません。
足をガチガチに固定して、ロボットのような動きでボールを蹴るこどもに、「おしりはどうした?」と声をかけて、へそから下を意識させるのはこのためです。
だけど、へそから下を意識するだけでは足りないはずです。
いつものことですが、リフティングについて、インサイドキックについて考えはじめたら、今度は骨盤について考えなければならないようです。
Comments
comments powered by Disqus