2006年01月21日

足で蹴らない

こどものリフティングを観察していると、足だけでボールを操作しようとして苦労しているように見えます。これは、ボール・リフティングの時だけではなく、地面にあるボールを操作する時も同様でした。

いつもはそうでなくても、プレッシャーがあると足だけの操作になってしまいます。「かたくなっている」と言う表現がピッタリなのですが、単純に「身体が硬い」わけでは無さそうです。

本当なら、身体全体を使ってボールを操作して欲しいのですが、身体の使い方が未熟なんです。

せめて脚でボールをコントロールできれば、もっと楽にボール操作ができるはずです。

脚とは、骨盤を含めた部分のこと(あくまでも僕の解釈です)で、脚でボールを操作するためには、骨盤を操作しなければいけません。

足をガチガチに固定して、ロボットのような動きでボールを蹴るこどもに、「おしりはどうした?」と声をかけて、へそから下を意識させるのはこのためです。

だけど、へそから下を意識するだけでは足りないはずです。

いつものことですが、リフティングについて、インサイドキックについて考えはじめたら、今度は骨盤について考えなければならないようです。

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