Top Page 親子で球蹴り on the pitch 指示の声

2006年06月20日

指示の声

僕は試合中、仲間に声をかけ続けます。

これは、仲間に声をかける事で試合に入り、集中を切らさないための方法で、正直な話、仲間のためを思って声を嗄らしているだけではありません。

クリア、あがれ、簡単に、上、前へ、外へ...

黙っている時は、自分がプレイしている時だけですから、僕を黙らせたかったら、ボールを持たせるしかない。遊びたくって仕方がない「犬」と同じですね、まったく。

声をかけてはいますが、決して「命令」ではありません。「指示」の一つではありますが、仲間の判断は尊重します。

だってそうでしょ?

最前線にいるFWが、今まさにパスをインターセプトしたDFに向かって、大声を張り上げているのですから、対戦相手にも声は届いてしまいます。

「右」と言われれれば相手も「右」を警戒しますから、その裏をかいて「左」に展開してくれて当然です。

僕は試合中、仲間の声を自分の言葉に置き換えて聞くようにしています。(外してしまった)「ナイスシュート」=「次は枠に入れろよ」ってな感じでね。

仲間にかける言葉も、実は置き換えて使っています。

僕の「クリア」は、"clearance"ではありません。「単純にゴールから遠ざけろ」という意味ではなく、「明確にしろ」という意味の"make clear"のつもりで使っています。「クリア」と言われてその度に、単純にボールを蹴り出していたのでは、仲間も僕もサッカーを楽しむ事はできませんよね。

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