Top Page 親子で球蹴り on the pitch 独り占め

2006年08月25日

独り占め

サッカースクールが始まる前の時間はいつも、コーチにシュートを蹴ってもらって、こどもはゴールを守って遊んでいる。

「GKが好きなの?」と、スクール仲間のおとうさんに聞かれた事があるけど、おそらくゴールキーパーが好きな訳ではないと僕は思う。

ゲームの時、順番でGKをする約束で、自分がGKをする順番の時でも、おとなしくゴール前に居た試しなど無く、

「GKも攻撃して良いんだぞ」と言ってくれたコーチの言葉を丸飲みして、いつもフィールドプレイヤーと一緒にプレイしているぐらいだから...

「ピンチの時には誰よりも速くゴールを守りに戻らないとね」って言われた事も、忘れてはいないようだけど、

ボールに触りたい、ボールを持っていたい、シュートしたい

この気持ちは、誰にも負けないんだろうな。

スクールに入ったばかりの年長さんの時は、練習の準備をしていたコーチの手があくと、コーチを独り占めにして一対一をしてもらって遊んでいたっけ。

最近はコーチと一対一を始めると、とたんに仲間が増えてきて、コーチ対みんなでゲームが始まってしまうから、コーチを独り占めにできないもんな。

仲間とサッカーをしたい、だけどコーチにかまってもらいたい。
コーチが相手なら、多対一でも構わない。

で、大好きなコーチを独り占めにする方法を見つけ出したって訳だね。

ゲームが始まると、なにがなんでも他人にはボールに触れさせたくない。
だけど、サッカーも独り占めにしたいって訳じゃないんだよな。

仲間のシュートミスもパスミスも、GKのミスも問題にしない。
自分のシュートチャンスを仲間が決めちゃったときにも、一緒になって喜んでいる。

サッカーをしているときぐらい、ずっとこどものままでイイよ。
今はこのままでイイと思うよ。

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