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2006年11月08日

イメージにする

パスの質は、「方向、強さ、タイミング」なんて言うけど、

それだけじゃない。

「ボールの回転方向や高さ」も必要だって誰もが思うはず。
だけど、そんなにたくさんの事を一度に考える事は無理だ。

だから、「いつ、どこへ」だけを判断すればいいんだと思うな。
パスの質は、イメージにしていくつものパターンを持っていれば済む。

そのイメージを頭の中のアルバムにたくさん蓄えておく為に、練習をする。
良いイメージだけを残して、悪いイメージはさっさと捨ててしまう。

で、イメージをアレンジできるようになれば「幅」が生まれる。

「いつ」だけど、これも「いつ蹴ろうか?」なんて考えていてはダメ。
考えていては判断が遅れてしまう。

「いまだ!」ってタイミングを逃さないように、集中して観ている必要がある。

とすれば、パスをするとき唯一考えなければならない事は、「どこへ」だけって事になる。だったら簡単だよね。

試合中に考える事をできるだけ減らして、簡単にプレイできるようにする為に、練習中はできるだけたくさんの事を考えて、試して、イメージにする必要がある。

だけど、パスは自分だけのイメージではどうにもならない。
仲間をよく観て、仲間が今持っているイメージも自分の頭の中に描きたい。

イメージで情報交換ができれば、Thinking speedは速くなるはず。

イメージを持ってプレイして、そのイメージを仲間に伝える事が重要なんだな。

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