2006年12月15日

観戦マナー

U-21対中国戦、同じく韓国戦、FIFAクラブワールドカップと、三試合を国立で観戦する事ができたのですが、三試合を通して最も印象に残った事というのが、観戦マナーの悪さです。

子供が興奮して、ちょっとはしゃいでしまったり、退屈で歩き回ったりしてしまう事は、別に問題じゃありません。

その子供達を引率して観戦に来ている大人が、そしてそれがサッカー協会から招待された指導者や審判員だという事が大きな問題だと思います。

最近、「サッカーファミリー」という言葉を使われるようですが、ファミリーなら、身内ならなんでもOKという事ではないはずです。

大酒を飲んで、サッカーに関係のない事を大声で話して、空いている座席を占拠して、シートを土足で踏みつけ汚す。きっとサッカーの練習のときにも履いているのだろう、そのシューズで踏みつけられたシートには、泥だらけの足跡がいっぱいありました。

その足跡を残し馬鹿騒ぎをしていた男は、近くにいた子供達に「」と呼ばれていました。

ま、この程度の事は人間性の問題です。親のが悪かっただけでしょう。
本当に心配なのは、サッカーに全く関心が無さそうだったということ。

子供達が来たいというから連れてきたという風な、一度も来た事が無いから話の種に来てみたなんて印象の、タダだから来ただけの大人が、とっても多かった事。

ナイスプレイに拍手もできず、選手のミスにため息をつき、シュート・シーンのときにだけ、回りに合わせて大声を上げる。

そんな人たちが、全てではないにせよ、で審判員だということ。

サッカーに関心が無いのに、なんで指導員がつとまるのか?
本当の試合を観た事がない審判員に笛が吹けるのか?

試合に興味が無いのに、なんでスタジアムにいるんだ?

残念ながら、コレも日本のサッカーなんだなって思いました。

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