「ふくらはぎの痺れ」その後、
右脚の太腿の裏からふくらはぎ、そして足首にかけて鈍痛というか痺れというか、感覚が鈍く感じられる症状が二年近く続いていた。続いてたと言っても、毎日四六時中この症状があるわけではなく、気が付くとこんなになっている程度で、二年ぐらい前から気になっていたと言うのが本当のところ。
この二年という期間の長さはさすがに心配で、重い腰を上げて近所の整形外科で診察してもらってきた。
といっても、こどもの付き添いで行くついで、3時間は平気で待たされるってことだから、どうせ待たされるなら自分も診てもらおうってのが理由。
予定通りに3時間以上も待たされて、おまけに外では記録的な豪雨。諦めて途中で帰るわけにも行かないからと、本を読みながら我慢。
こどもの診察が終わって僕の番。問診を始めると、はなっから座骨神経痛を疑っている感じ。
うつぶせになって脚を上げられたり、腰のあたりを押されたり。レントゲンも前から横からと、たくさん撮影された。
そのレントゲンをモニターで見ながら、腰椎は加齢により変形しているものの、椎間板の厚さに異常は無く、ただ第5腰椎の隙間が狭いように見えるが心配する程ではないと。
だけど、「腰に原因があると思います」ときっぱり言われてしまった。
そうなのかなぁ。
豪雨の中、傘も差さずずぶ濡れになって病院から帰ってきたら、さすがに身体が冷え切ってしまった。
身体全体が冷え切ってしまったおかげだろうか、右側のお尻の辺りが強ばっているのがよく分る。
急いで風呂に入って、何気なくその強ばっている辺り、拳を作って腕を真すぐにしてちょうど届くあたりを叩いてみたら、これが気持ちいい。「いたきもちいい」って感じ。やっぱりここの筋肉にコリがあるってことを再確認する。
叩き続けていたら、右脚にあった症状が楽になった気がした。
思い込みかもしれないからと、確認のためにストレッチをしてみたら、左側はなんとも感じないのに、右側の中殿筋のあたりが「いたきもちいい」。
そういえば最近ストレッチもさぼってたなって思いだして、汗が噴き出すぐらい入念にストレッチを続けた。
前日のストレッチが効いたのか、お尻を叩いたことに効果があったのか分らないが、翌日は右脚の症状が良くなっていた。
この一週間、走ったりストレッチをしたり、低周波電気治療器を使ってみたり、集中して脚の症状と向かい合っていたら、今日はあの不快な症状が無い。
症状を緩和させる術はあるんだけど、この症状になる原因は不明。
やっぱり、「腰に原因がある」のかな?
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