中足骨を疲労骨折?その2
こどもが簡易ギプスを作ってもらっている間に医師から、「ギプスがちゃんとつけられてるか確認するので、明日も来てください」と言われました。
たしか「簡易ギプス」って言っていたはずなのに、何を確認するんだろう?足の甲に湿布を貼って、その上から装着する簡易ギプスですから、一日に最低二回は着け直すはずです。それを確認すると言われたら、毎日通院しなければいけないのかな?明日もまた3時間待たされるのかな?
疑問をもったまま3時間も待たされるのでは納得がいかないので、翌日電話をして尋ねてみました。「簡易ギプスの何を調整する必要があるのですか?」と。
電話で対応してくれた女性になかなか話が伝わらなかったので少々手間取りましたが、「当たって痒いとか痛いとかが無ければ必要ありません」と言われて一応納得できました。
だけど心配性の僕は、これでは安心きません。まず本当に疲労骨折なのか?トレーニングはできるのかできないのか?完治するための期間と治療方法は?
中足骨疲労骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が、長時間、足部アーチに繰り返し加わることで発生するオーバーユース(使いすぎ)に起因するスポーツ障害です(図1)。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に、繰り返しの屈伸負荷が中足骨に加わって起こるので(図2)、一般的な骨折とは発生原因が異なり見過ごされることがあります。
●治療方法:ランニングなどの荷重トレーニングは約4週間は禁止、疼痛部のアイシング、歩行時に強い疼痛がある場合は松葉杖などによる免荷が必要となります。トレーニング期の治療はトレーナー編を参照。
●注意点:中途半端な練習休止は再発し、難治化します。練習再開に際しては、オーバーワークにならないようなトレーニングメニューの再考が必要です。また、ストレッチによる足関節、膝関節、特に股関節の柔軟性獲得を図り、ランニングによる足部への負担を軽減する必要があります。
この部門の専門医に診察してもらうしかないですね。そして、MRIで検査して欲しい。
先週の金曜日土曜日と一泊二日でJFAアカデミーのトレーニングと試合を見学に行く予定でいたのですが、こどもが「疲労骨折」と診断されてしまったのを受け予定を変更し、金曜日にこどもをスポーツドクターに診てもらい、その後土曜日だけ参加するつもりで、スポーツ専門医を捜していました。
日本体育協会公認スポーツドクターとは?
日本の医師免許を持ち、日本体育協会が行う所定の講習会を修了し、認定された医師です。 全国各地で、スポーツをする人々の健康管理や、スポーツ傷害に対する予防、治療等の臨床活動を行うとともに、スポーツ医学の研究、教育、普及活動にあたっています。 スポーツドクターは、スポーツ医学の知識を活かし、あなたの周りで活躍しています。
今回この見学に関して調整をしてくれているアカデミーのスタッフにこれを伝えたところ、「宜しければJヴィレッジ内に開院したメディカルセンターへの受診もお薦め致します」との提案を頂きました。
これはまさに「渡りに船」と、予約制で土日でも受診できるアスリート診療を予約しました。目的はMRIによる精密検査と今後のトレーニングについてのアドヴァイスを頂く事です。
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