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2008年07月04日

FCバルセロナ指導者講習会へ行ってきました。

昨日、FCバルセロナ指導者講習会へ行ってきました。

いろいろなことを考えながら過ごしてきましたが、いま頭の中に明確に残っていることは二つ。

ひとつは、選手やこどもたちに考えさせる習慣をつけたいと思うのであれば、指導者がまずその習慣を身に付けなければいけない、ということです。

指導者講習会に来て、練習メニューを覚えて帰るだけでは拙いですよね。自ら考えることを省略して、答えを聞き出そうとする習慣もよくないですね。

指導者自身が「サッカーを考える」経験をしなければ「考えるサッカー」を指導することは絶対にできない、ということがとてもよく解りました。

もうひとつ、僕が考えるサッカーでは「パス&ゴー("Pass & Go")」じゃなくて「ムーブ&ゲット("Move & Get")」なんだ、ということ。

サッカーに攻守の切替なんて無い? で考えていたことが再確認でき、より明確になりました。

たとえば昨日の練習メニューにあった5対2のボール回し。その条件の一つは「パス&ゴーの習慣化」でしたが、この「パス&ゴー」の主語はボールホルダーただひとりだけ、攻撃側のたった一人です。

同じ練習メニューでも条件のキーワードを「ムーブ&ゲット」とした場合、主語はこの7人全員ということになります。もちろん、攻撃側守備側といった区別もありません。

これも「パス&ゴー」というキーワードが間違っていると言っているわけではなく、要するに考え方の違いです。僕だったら「ムーブ&ゲット("Move & Get")」を選択し実行するというだけのことです。

「ムーブ&ゲット("Move & Get")」を選択しても、違う練習にはならないはずで、同じ目的を達成できると思いますが...

ということで、「パス&ゴー」と「ムーブ&ゲット」を比較して考えてみることにします。

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» 5対2 from footbrain

「5対2」で「パスアンドゴー」を考えてみる。 正方形グリッド内での「5対2」を単純にイメージする。

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» パスアンドゴー from footbrain

パスアンドゴーとは、簡単に言うと「パスをしたら動く」という約束事のこと。 また、「動く」の目的は、「他の選手が動くスペースを作り出す」ことだそうだ。

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