はじめの一歩
おそらく、道具の完成度が高いおかげだとは思いますが、あっという間に基本技10のうち八つはできてしまいました。
「けん玉」の続きですが、もちろん、僕じゃなくて子どもの話です。
さすがに、はじめは玉を振り回し、腕だけで操作しようとしていました。僕が拙い手本を一度見せてあげると、身体全体で操作する感覚を見て取った様子。何度も練習しては、「できるよ、みてて」なんて言いながら、やって見せようとしますが、僕が見ていると上手くいきません。
僕が知らん顔をして聞き耳を立ててけん玉の音を聞いていると、失敗しないで上手くできているようです。
暫くすると、「こんどはだいじょうぶ」と言って、再びやって見せようとします。「そんな簡単にいくもんか」と内心思いながらも、「どれ」と声をかけ見せてもらうと、どの技もできてしまいました。
だけど、日本一周や世界一周といった連続技は、そう簡単にはできないようです。
ボールリフティングに例えれば、これはトラップができるようになったにすぎませんね。縄跳びなんかもそうですが、リズム良く連続してできるようにならないと、できたとは言えません。
それにしても、はじめての道具選びって本当に大切なんだなと思いました。
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