Top Page サッカーのアルゴリズム 日本式蹴球 敗因が体格差?

2006年06月27日

敗因が体格差?

ジーコが会見で、「敗因は体格差」と言ったとか新聞に書かれているけど、なんでこんな事を今更言うんだろうなって思うな。

ジーコが本当に言いたかった事はこんな事じゃないはず。

中田がテレビで言っていたらしい。
「誰だって走るのは嫌でしょ...」って。

???

「走る事」、「走り続ける事」は特別な事じゃない。

本当のプロフェッショナルは違うよ。

たかが肉離れで自分から交代を申し出るような愚か者はいないし、体調不良で試合中にもどすような事があっても音を上げず、最後まで自分の責任を果たすよ。

確かにジーコは、「ぶっ倒れるまで走ってこい。骨は俺が拾ってやる」なんて言ってくれるタイプじゃないから、どこまで走り続けていいのか心配にはなるだろう。

だけど、そんな事も自分で決められない、決められたとしても、その判断が間違っているから負けてしまう。

それじゃ駄目って事だよね。

体力の問題にしてもそうだ。

何回もテストマッチをしてきて、体力的に体格的に不安を感じたんだったら、選手が自分から強化すればいい事だ。

たくましい選手を育てたいんだったら、走れる選手、転ばない選手、倒れない選手、怪我をしない選手、そして自分を強くする事ができる選手に育てなければいけない。

世界との差?それはプロフェッショナリズムだ。
ラジオやテレビを組み立てるのとは訳が違う。長くかかるときもあれば、一気にいくときもある

「プロフェッショナリズム」
残念な事だけど、これは日本人に一番欠ける事。

これを言い続けてきたけど、気付かないお馬鹿さんたちに向かって、「体格差」って解りやすいヒントをくれただけだと思うよ。

いつまでもサッカーは遊びだなんて言い続けていていいのかな。

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メンタル面、フィジカル、テクニックなど、あらゆる面で選手が個人の資質を上げていくことが重要だ。
世界に目を向け、選手個人個人が最大限の努力をしていくことが望まれる。

ジーコ監督退任会見(06.06.27)の中の言葉です。

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