聞くは一時の恥
サッカースクールでの練習後に、こどもを叱りました。コーチが今日の練習を振り返って、大事な話をしてくれているのに、仲間と別の話題で話をしていて、これを聞いていなかったのです。
「聞いていなかったのなら、コーチにもう一度聞いてこい」と言うと、「いやだ」と首を振ります。「なぜだ」と問うと「はずかしい」と小さな声で返事が...
上級生の指導をすでに始めているコーチのもとへ、ベソをかき鼻水を垂らしながら、とぼとぼと歩み寄り、話を聞く事はできましたが、コーチが話をしている間は、靴を気にする振りをして下を向いたままでした。
6歳の子どもですから、2週間ぶりに仲間に会い、楽しくてはしゃいでしまうのは仕方ないでしょう。コーチの話に集中できず聞きそびれてしまう事も、たまにはあるとは思います。
そんなことより、聞きそびれた話を聞きにいくのを「恥ずかしい」と思う事が、許せませんでした。