2009年01月29日

ボランチ

こどもたちが集まりサッカーしようって段になると決まって、「ポジションを決めよう」ってことになり、さらに、「ボクはミッドフィールド」、「ボクは中盤」、「ボクはボランチ」、「ボクはハーフ」と宣言しはじめる。

「おいおい、フォワードはいないの?バックスは?どうして中盤がイイの?」って尋ねると、
「パスができるから」、「ドリブルできるから」、「シュートが苦手だから」、「ディフェンスが苦手だから」ってな言葉が返ってきた。

「守備も攻撃もできるから(やっていいから)」って、ポジティブにも受け取れる言葉もあったりするけど、

日本ではDFはDF、MFはMF、FWはFWになっている、攻撃と守備が分業されているのではないでしょうか。コンセプトを少し変えなくてはいけないと思います。まずはチーム全体で、全員が攻撃し、守備しなくてはなりません。

と、クロード・デュソー氏がおっしゃる通りです。
攻撃と守備が分業されていて、そのうえ、ポジション毎に細かく分業化されてしまう。

なぜかって、指導するのがラクだから、なのかな?

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2008年01月17日

バックフット

」だったはずなんだけど、どこに書いてあったのかな?

」って意味だったと記憶しているんだけど、記憶違い??

「遠いほうの足」ってのは、
パスの優先順位の三番目「ディフェンスから遠い足」にある「遠い足」のことでもあるし、
後方からパスを受ける際の「ゴール側にある足」のことでもあるはず。

サッカー指導教本のサッカー用語の知識でも調べてみたけど、ここにも書かれていなかった。

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2007年02月25日

流行りですか?

グリッドの中で、子供たちがドリブルをしている。
そこへコーチが声をかける。

「広いほうへ」
「広いほうへドリブルしよう」

指導者講習会で、僕ら指導者が選手役をしていたときにも、
インストラクターは僕らに向かって同じ言葉を投げかけていた。

でも、どうして「広いほう」なんだろう?

ミニゲームをしている子供たち、
ドリブルを始めた子供に向かっても、コーチはやっぱり同じ言葉を投げかける。

「広いほうへドリブルしよう」

素直なその子供は、とても大きなスペースを見つけ、
ハーフウエイラインと平行に逆サイドに向かってドリブルを始めた。

だけど、これでいいのか??
ドリブルの目的はなんだ?

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2006年06月21日

退化している

一年生の頃からみてきた子供達が、最近急に大人しくなってしまった。

ボールを持ったらゴールを目指し、シュートを楽しんでいた子供達が、なんだか別人のようになってしまった。
とても個性的だったのに、規格化されてしまった感じ。
みんな別々の少年団に入ったはずなのに、なぜかみんな同じ。

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