2013年07月18日

頭を使ったトレーニング@LNFSイベント・指導者講習会2013

7月12日に行われた「LNFSイベント・指導者講習会2013」に参加してきました。

この日の講座は競技志向者向けの「頭を使ったトレーニング」で、対象は選手。選手ではない僕がどうしてもこの講習に参加したかったのは、講師であるカンデラスさんのコーチングする言葉とそのタイミングを知りたかったから。できることならカンデラスさんがコーチングしている様子を観察させて欲しいとお願いして、参加資格が無かったところを無理を言って見学というかたちで参加させて頂きました。

カンデラスさんが紹介してくれたトレーニングメニューは、「インテグラルトレーニング」。洗練されていて、いたってシンプルなもの。だけど、コートの一人一人がそれぞれの目的(役割)を持っていて、なすべき動作が異なり、故に個々が理解すべき「方法」が単一ではないから、トレーニングが難しく見えて複雑に感じてしまうのでしょう。

分析的トレーニング」に慣れてしまっているからなのかな?

「分析的トレーニング」では、例えば「向かい合ってパス」のように「方法」イコール「目的」で、ひたすら「方法」を繰り返すことを「目的」としているから。

だから、トレーニングの「目的」や「目標を達成すること」よりも、「方法」に固執してしまう。トレーニング中のカンデラスさんに対する質問は「方法」に関することばかりで、「方法」を説明していても時間の無駄だから、とにかくやってみようとカンデラスさんに促されていました。

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2008年01月23日

「くさび」と「ポストプレー」の違い

「くさび」と「ポストプレー」の違いってなんですか?

くさび【Forward pass to feet】

ポストプレーのときに用いる、 前方にいる選手(主としてトップ)の足元への縦パス。

ポストプレー【Post play】

攻撃のとき、前線にいるトップの選手(ターゲットマン)にボールを当てて、バイタルエリアに起点をつくり、攻撃を組み立てていく方法。

「ポストプレー」は"Post play"と書けば、"POST"という言葉からなんとなく意味が想像できます。

同様に、「くさび」についても"Forward pass to feet"と書かれていれば、そのままの意味で理解できます。 だけど、「くさび」は原語で表現するよりも、日本語のままのほうが端的な表現ですね。

また、

バイタルエリア【Vital area】

"D"付近のエリア。ラストパスの起点になりうるエリアを示すことが多い。もともとは、非常に重要なエリアという意味。

とあるのですが、これは使う人によって意味が異なる場合が多く、「解りにくい言葉だなぁ」って僕は感じています。

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