2007年03月26日

人工芝専用スパイク

昨年の暮れに参加した2006ナショナルトレセンU-12関東 指導者講習会で、使用されたグラウンドは人工芝でした。

最近は子供用のグラウンドも整備され、人工芝のグラウンドが増えています。

人工芝といっても以前の毛足が短いものではないので、ボールはコントロールしやすく快適です。

だけど、やっぱり天然の芝とは大きく違います。

人工芝は地面に敷いたカーペットと同じですから、毛足が長くなっても根本は固く、根こそぎ人工芝が剥がれる事はありませんが、その代わりにスパイクのスタッドが引っかかってしまいます。

講習会に参加したコーチ仲間の一人は、この人工芝にスパイクを引っ掛け、膝を痛めてしまいました。

また、怪我をしてしまい見学をしていた子供二人と話をする機会がありましたが、彼らが履いていた真新しいスパイクは、突き上げ感を緩和するタイプのスタッドで、僕が見るかぎり人工芝のグラウンドには不適切だと思われました。

このスパイクを履いていたから怪我をしてしまったとは言いませんが、この靴を履くならトレシューのほうが良かったんじゃないかなと思ったのは事実です。

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2005年12月16日

怪我をしないためのトレーニング

トレーニングルームで会うユースの子には、「筋トレをするなら、怪我をしないためのトレーニングをするといい」なんて言っておきながら、自分ではすっかり忘れていた。

何ポンドを何回挙上できたかなんて関係ないんだ。

筋肉を大きくすれば、怪我が減るわけじゃない。
パスが正確になるわけじゃないし、シュートが決まるわけじゃない。

頭の隅にあったトレーニングの本来の目的を、今日になってようやく引っ張り出してきた。

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2005年04月24日

すねあてとスパイク

僕のこどもは練習中にすねあてを身に付けてはいません。すねあてをして自分の身を守ることは大事な事ですが、「相手にケガをさせない」という事のほうがもっと大事です。

こどもが練習中に行うミニゲームで、チームメイトに怪我をさせてしまう事は滅多にないはずですし、そう願っています。

自分がすねあてをしているから、蹴っても蹴られても痛くないからという理由で、むやみやたらに脚を振り回し、チームメイトに怪我をさせてしまうのでは、本末転倒だと思います。

同じ理由から、チームで練習をする時には、できるだけスパイクを履かせない事にしました。

今では体のバランスが整い始め、スパイクに頼らなくても滑る事はありませんし、むしろ、転ばないようにバランスを保つ事が必要です。

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