2006ナショナルトレセンU-12関東 指導者講習会
今年も、「ナショナルトレセンU-12関東 指導者講習会」に参加してきました。
前日に降った大雨の影響か首都高はひどい渋滞で、道に迷いながらも3時間かけて、やっと今回の会場、茨城の鹿島ハイツスポーツプラザに到着しました。
朝早く起きて3時間もぶっ続けで車を運転して来た事もあり、足腰の関節が硬い。
これじゃ、実技講習が思いやられる。
受付を済まして、グラウンドに向かうと、グループ分けされた子供たちの様子が、去年と違いました。
今年は、身長でグループが分けられていました。
背の低い子で140cm程度、高い子では170cmにもなり、その差は30cm。
同じ小学6年生でも、これだけの差があるんですね。
身長を基準にグループ分けされたおかげで、体格によるプレイの特徴が比較できて、よく解りました。
小さい子は、「ボールと一緒に動いている」けど、大きな子は、「ボールを動かそうとしている」。
大きな子は手足が長いから、その違いが顕著に見えてしまうのかもしれませんが、極端に言うと、大きな子はボールを先に動かしてから体を動かそうとしている。
脚が長く、ボールを置いた地面から目までの距離が遠いので、ボールコントロールの際のボールの置き場所が、小さい子よりも遠くなってしまうのは当然なのでしょう。
身体的特徴を優位に利用する事は悪い事ではありませんが、足元のボールを動かし続ける技術があったら、もっとイイのになって思いました。
生まれたときからこんなに大きかった訳じゃないんだし、ボールを蹴り始めた頃はもっと小さかったはずなのに、どうしてなんだろう?
身長差がこれほど大きくなってしまう前に、正確なボールコントロールと細やかなタッチを習得する事ができていれば、そしてそれを維持するための配慮がなされていれば、よかったんじゃないかな。
だけど今からでも遅くはない。ストロングポイントは残しつつ、ウイークポイントを補っていけばいい。簡単な事ではないと思うから、コーチと一緒にね。
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