Top Page 親子で球蹴り 「教える」ということ リフレッシュ研修会へ行ってきました。

2005年03月08日

リフレッシュ研修会へ行ってきました。

研修会の講義の冒頭で、あるチームの監督さんの講演を話題に取りあげていました。
自分の監督人生を顧みて「…サッカーを教えた事がない」と言われたそうです。

料理人は弟子達に料理を教えないもので、「料理は盗むもの」だと言われます。

僕は料理が好きで、山登りをしたりキャンプへ行ったりしたときにも料理をしますが、教えてもらったり、レシピを見ながらつくる料理は、全部の材料が揃っていないと美味しくつくる事ができません。

ところが、料理番組などを見て「これを作ってみたいな」と思い憶えていた料理などは、たとえ材料や調味料についてうるおぼえだったとしても、意外においしく作れてしまいますし、その料理の基本を応用して、別の料理に仕立てる事もできてしまいます。

完成型を押しつけ教えてしまうと、修正をしなければならないときに、無理にでも完成型に近づけようとして歪になり、結果的には、完成型に似たものしか作り上げられないのではないでしょうか。

ところが、完成型のイメージだけを持っていれば、たとえ過程を変えてもイメージ通りに完成できる…というより、完成型のイメージ自体を変形させて対応できるものなのではないでしょうか。

まるで映画マトリックスの世界ですね。
(研修会の話題から話がそれてしまいましたが…)

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