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2006年03月06日

怪我をしない方法

「怪我をしない方法は?」って聞かれちゃったんだけど、これは難しい質問だね。

「準備を充分にすること」が第一かな。練習や試合の前に、ストレッチングなどの準備運動をしっかりしておくってのは当然としても、それらを集中して行えるように、時間や気持ちに余裕を持って行動するなんて事も必要だよね。

日頃から、食事や睡眠もできるだけ質の高いものを心がけるとか、自分の体調や心理状態を観察できるようにする意味でも、これらの記録もサッカーノートをつけるといい。今日は体調が悪いなとか、いつもと違うなと感じる時は、当然怪我をしやすい状態なんだから、その注意信号を見逃さないことが大事だよね。

だけど、サッカーみたいな屋外で行うスポーツ、特にボディーコンタクトが多いスポーツでは、充分に準備していても起こってしまう事故みたいな怪我は避けられない。

サッカーの試合を観ていてプレイしている選手が怪我をした時などには、どうして怪我をするような事態が起こってしまったのかを、考えてみたいね。

また、チームメイトが怪我をしてしまった時には、どうして怪我してしまったのか、どこがどんな風に痛むのかを教えてもらうのもイイと思う。だけど、怪我をしてしまった仲間の気持ちも考えて、教えてもらうタイミングや言葉遣いには充分な注意が必要だ。

で、怪我をしてしまったら、必要以上に神経質になることはないけど、できるだけ早く、できるだけの処置をすることだね。

それから、完全に治るまで絶対に無理をしないこと。怪我が治ってないのに今まで通りの練習を再開してしまうと、また同じ部分を大けがすることがあるし、怪我の部分をかばって他を怪我してしまうこともあり得る。

見かけは治ったように見えても、加療している間に、筋力や心理的な部分のバランスが微妙に変ってしまっているかもしれないからね。

怪我が治った後は、ゆっくり怪我した部分と話し合いながら、元のコンディションに戻していけばいい。

この加減が一番難しいところで、心理的にも辛いところなんだけど、怪我をしてしまった以上避けては通れないんだから、よいイメージを持って、頑張るしかない。

怪我から学ぶこともあるはずだし、怪我をしている時にしかできないこともある。
前向きに考えれば、怪我だって早く治るもんだよね。

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