2006年07月24日

二人でインサイドキック

二人向き合って、インサイドキックの練習をする。
この方法には、多くの欠点がありますね。

s1.相手はいつも同じ所にいる。
1.だから、いつも相手がいるところに蹴る。
2.だから、いつも同じ強さで蹴る。
3.だから、いつも自分のタイミングで蹴る。

蹴ることだけに集中できるというメリットはあるのかもしれませんが、機械じゃあるまいし、同じ作業を、考えることもなくただ繰り返すだけでは、意味がないように感じます。

こんな状況、試合中には絶対にあり得ませんし、この練習には、サッカーの楽しみがありません。

a1.受け手は、パスを受けたい方向を意思表示して、左右に動く。

受け手は移動している。
  ↓
受け手を見なければならない。
  ↓
パスの方向、強さ、タイミングを工夫しなければならない。

だけど、これだけではまだ不十分ですよね。

a2.受け手は、前後左右に、意思表示をして自由に動く。

受け手はくさびを受けに来るのか?後方のスペースを使いたいのか?
(受け手は何をしたいのか??)
 ↓
受け手の行動をイメージしなければならない。
 ↓
受け手のイメージに合わせた自分のイメージ通りの動作をしなければならない。

だけど、パスで自分のイメージを受け手に伝えることも、同じように大切なはずですよね。

丁寧に正確に蹴ることは、確かに基本ではありますが、「宝の持ち腐れ」にしてしまったら、もったいないですよね。

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