2010年07月22日

中足骨を疲労骨折?その3

JFAメディカルセンターに行ってきました。ここでは、午後から予約制でアスリート向けの診療を行っています。

●FIFAの助成による初の医学施設JFAメディカルセンター

JFAメディカルセンターは2009年8月,福島県および楢葉町の協力の下,FIFAのGoal Program初の医学施設として,約80万ドルの助成を受けて設立された。「地域社会,日本社会におけるスポーツ文化の醸成への寄与」と「国際社会への貢献」を事業理念に掲げ,"スポーツ医療事業","研究・普及事業","地域医療事業"を3つの柱として事業展開を行っている。本事業に対するFIFAの期待は非常に高く,9月14日に同センターで行われたFIFA Goal Programセレモニーには,FIFA会長のジョセフ・S・ブラッター氏も参列し,本センターの設立は"現代サッカーにとって歴史的な出来事"であると高く評価した。

予約した時刻より15分ばかり早く着きましたが、予約時刻が20分おきに設定されているため、待合室にはこどもの前に受診するお兄ちゃんが一人いただけでした。

受付を済ませ、問診票に記入しましたが、これがさすが「アスリート向け」。競技を始めた年齢や年数、競技種目にポジション、一週間の練習回数や時間、天然芝か人工芝か土なのかといったトレーニングを行うグラウンドの種類、トレーニングで使用する靴のメーカーなどが設問にありました。

診察室では、まず問診。
付き添いで一緒に入室した僕にはお構いなしに、こどもに話しかけてくれます。怪我を負っている患者は「こども」なのですから、これは至極当然の事。こども自身が自身の言葉で、症状を説明しなければ問診にはなりませんからね。

最初の診察から一週間弱、怪我をしただろう日から数えても三週間経過しているということで、やはりレントゲン撮影を行いました。ただし今回は片足だけ。

レントゲンの映像は、最初に診察してもらった整形外科で撮ったものと変わりはないようで、この映像からは判断は難しいとの事。

ここでようやく「MRIで検査しますか?」と言われ、「はい、お願いします」と即答。

診察服に着替え、耳栓をしてもらい、30分以上は検査されていましたが、あの音の中でこどもは「ずっと眠っていた」そうです。

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2010年07月14日

中足骨を疲労骨折?その2

こどもが簡易ギプスを作ってもらっている間に医師から、「ギプスがちゃんとつけられてるか確認するので、明日も来てください」と言われました。

たしか「簡易ギプス」って言っていたはずなのに、何を確認するんだろう?足の甲に湿布を貼って、その上から装着する簡易ギプスですから、一日に最低二回は着け直すはずです。それを確認すると言われたら、毎日通院しなければいけないのかな?明日もまた3時間待たされるのかな?

疑問をもったまま3時間も待たされるのでは納得がいかないので、翌日電話をして尋ねてみました。「簡易ギプスの何を調整する必要があるのですか?」と。

電話で対応してくれた女性になかなか話が伝わらなかったので少々手間取りましたが、「当たって痒いとか痛いとかが無ければ必要ありません」と言われて一応納得できました。

だけど心配性の僕は、これでは安心きません。まず本当に疲労骨折なのか?トレーニングはできるのかできないのか?完治するための期間と治療方法は?

中足骨疲労骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が、長時間、足部アーチに繰り返し加わることで発生するオーバーユース(使いすぎ)に起因するスポーツ障害です(図1)。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に、繰り返しの屈伸負荷が中足骨に加わって起こるので(図2)、一般的な骨折とは発生原因が異なり見過ごされることがあります。

●治療方法:ランニングなどの荷重トレーニングは約4週間は禁止、疼痛部のアイシング、歩行時に強い疼痛がある場合は松葉杖などによる免荷が必要となります。トレーニング期の治療はトレーナー編を参照。

●注意点:中途半端な練習休止は再発し、難治化します。練習再開に際しては、オーバーワークにならないようなトレーニングメニューの再考が必要です。また、ストレッチによる足関節、膝関節、特に股関節の柔軟性獲得を図り、ランニングによる足部への負担を軽減する必要があります。

この部門の専門医に診察してもらうしかないですね。そして、MRIで検査して欲しい。

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2010年07月13日

中足骨を疲労骨折?その1

いつだったか「インステップをママチャリに轢かれた」って言っていたので、「足の甲が痛い」ってこどもが言い出しても気にも留めず、アイシングして湿布を貼っておくように指示しただけでした。

案の定、暫くすると痛みが無くなり、普段通りサッカーの練習も試合も行っていました。

ところが、毎朝のように早朝練習に行き、夕方は僕と走り、週三回ある練習や試合にと、これを繰り返すうちに、週末になると必ず「足の甲がすごく痛い」と言うようになりました。

リーグ戦はまだ数試合未消化で、夏休みには合宿もあります。

「今病院に行かないと後で後悔するぞ」って、こどもを説得して近所の整形外科で受診してきました。

診察室に入ると、まずは問診。
「サッカーを週8時間程度、後は走ったり縄跳びをしたり」と、自転車に足の甲を轢かれた事も話しました。

続いて触診。
「どこが痛い?」と質問しながら足の甲を触っていきます。
「ここはどう?」と聞かれ足の甲の中程を押された時、椅子に腰をかけていたこどもが飛び上がりました。

疲労骨折は多くの場合、症状についての問診と足の診察に基づいて診断されます。骨折部分に触れると痛みがあります。

最後にレントゲン撮影。
こども曰く「かなり無理な体勢」で、一度に両足を撮影しました。

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2009年12月06日

膝と腿が痛い

今日は天気も良いし、二人で練習をしようと思っていたのに、
「おとうさん、膝のお皿の下とふとももが痛い」
って、こどもが言ってきた。

「痛かったら練習できないね」と言うと、やっぱり困った顔をしている。
「どうすると痛いの?ボールを蹴ってみろ」って、家の中に転がっていたボールを蹴らせてみると、

「右脚で蹴ろうとすると、痛い」と言って、左脚の膝を指さす。

お皿の下が痛いんだったら、「ジャンパー膝」かな?

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2009年04月18日

脳震盪

今季リーグの開幕戦で、二度も脳震盪を起こしました。

一度目は、相手DFに寄せていったところでクリアボールを顎に食らった時。
一瞬ですが身体の力が抜けて、倒れこんでいました。

相手DFに手を差し出されて起き上がり、自分でラインから出ましたが、ライン際に置いてあった給水ボトルで頭を冷やし、少し落ち着いてから自分の意志で試合に戻りました。

二度目は、ヘディングをしに行った時。
さいわい、相手に直接バッティングされた訳ではなく、間にボールを挟んでの衝撃でしたが、一瞬なにが起こったのか分からないような状況でした。

試合後は、脳震盪よりもむち打ちのほうが心配で、寝るまでの間は暫く首をアイシングしていました。

脳振盪・脳震盪

脳震盪(脳震盪)とは,頭部への急激な衝撃(外力)によって,脳が急激に揺れる衝撃でおこる脳細胞の損傷で,一時的に運動麻痺やしびれを伴います.意識消失がなく15分以内に症状が軽快するものを軽度,症状がなくなるまで15分以上要したものを中度,数秒でも意識消失があれば重度と判断します.  1回目であれば軽度の脳振盪ではその日の競技復帰を許可.中度の脳振盪は当日の運動禁止.医師の診察を要します.少しでも意識消失があれば,重度と考え,特に2分以上の意識消失が見られた場合は医療機関での精密検査が必要です

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2008年03月15日

2008.03.15の練習メニューから

Theme: キック

Keyword(s): with the correct foot

  1. Warming Up
    • ブラジル体操
    • Twist pass
    • Speed Rings【Coordination Jump】
    給水
  2. Ball conduct
    • 3拍子Dribble
    • 5拍子Dribble
    • InOutCut
    • DoubleCut
    給水
  3. Pass
    • 二人並んで歩きながらインサイドキックでパス
    • 二人並んで歩きながらアウトサイドキックでパス
    • クルリンパス
    給水
  4. Control & Pass【パスをもらうために飛び出し】
    • インサイドキックで蹴り抜けるワンタッチパス
    • インサイドでコントロール、逆足のインサイドキックでパス
    • インサイドでコントロール、同足のインサイドキックでパス
    • アウトサイドでコントロール、同足のインサイドキックでパス
    給水
  5. Most terribly boring【たった二人でバージョン】
    • [(Pass&move)~Pass&move]*∞
    • [(Control&Pass&move)~Control&Pass&move]*∞
    給水
  6. Shot
    • (Pass&move)~Pass&Dash~(Pass)~Shot
    給水
  7. Kick tennis
    給水
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2006年05月11日

2006.05.11のさっかーのーとから

むだなところでフェイントをしない。

まわりをよくみる。
まわりを見ないとなかまにぶつかる。

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2005年11月25日

ジャンパー膝/「作る」と「使う」のバランス

一般的には、膝蓋靭帯炎と大腿四頭筋腱炎を総称してジャンパー膝というらしい。
跳躍系のスポーツ選手に多発するので「ジャンパー」って名前が付いたという。

また、10代の男性にに多発し、30歳を過ぎたスポーツ選手には希な、オーバーユースに起因する膝のスポーツ傷害だそうだ。

だけど、40歳を過ぎた僕の両膝は膝蓋靭帯炎だと診断された。
僕は球蹴りはするけど、「ジャンパー」じゃない。

当てはまるとしたら、「overuse」ぐらいかな。
僕の場合には、Over weighも間違いなく怪我の要因のひとつだろうな。

つまり、スポーツをする人だったら、気をつけていないと誰にも起こりうる傷害だということだね。

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2005年11月12日

Ice&Hot LP789 アイス/ホットパック

アイシングにも温湿布にも使えるというので、
Ice&Hot LP789 アイス/ホットパック
Ice&Hot LP789 アイス/ホットパックを購入。

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2005年11月09日

ジャンパー膝/リハビリとアイシング

今日、数週間ぶりにジムへ行って来た。だけど、今日の目的は「ジムへ歩いて行く」事だけ。筋トレなんてできるような状態じゃないから、入念にストレッチをして、トレッドミルでパワーウオーキングをしてきた。

歩くぶんにはちっとも痛くないのに、靴を履く時や階段を下りる時にはひどく痛む。といっても、今痛むのは右足だけ。

膝蓋靭帯炎になったのは両足同時で、ほぼ同じ症状だったんだけど、子どもと球蹴りにいった時に、右足だけ大腿四頭筋腱を痛めてしまった。

子どもがトイレに行っている十数分ぐらいの間、手持ちぶさただったもんで、フリーキックを一人で練習したのが原因。

たった十数分、数にして十本程「曲がるボール」を蹴ったが為に…

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