2007年06月03日

ありがとう

「今日の試合を観て、おとうさんのサッカー、どうだった?
こうしたらいいなって思う事はあった?」

今日の試合を観戦してくれたこどもに聞いてみた。

「相手ゴール前あたりにずっといないで、ボールをとりに動いたら良いんじゃないかな」

なるほど、よく見ていたね。実は僕もそう思っていたんだ。

「そうだね。おとうさんもそう思うよ。
だけど、おとうさんがボールをとりに下がったら、どうなる?
動き回ったら、相手のバックスはどうするだろう?」

「おとうさんについて行くかな。たぶん」

「そうしたら、ゴール前はどうなる?
相手のバックスはラインをどうするかな?」

「そうだね。おとうさんはいつもオフサイドぎりぎりのところにいるよね。どうしてなの?」

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2004年12月09日

単純に考える~子供達の場合

サッカーを始めたばかりの子供達の場合、「相手も味方も近くにいる」っていうのは、よくある事。

この「団子状態」、子供達にとっても、心地いいものじゃないはず。
では、彼等はどうやってこれを解決しているのか?

ボールを持ったら一気に相手のゴールまでドリブルをする。
スピードで、相手も味方も置き去りにして自分のスペースを作ろうとする。

この調子でゴールを量産していたこどもが、ある日ドリブルする向きを変えた。
ボールを持つと、自陣のゴール方向へ、タッチライン方向へとドリブルを始めた。

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