Top Page 親子で球蹴り 「教える」ということ トレーニングの目的

2006年04月14日

トレーニングの目的

例えば「フェイント」がなんであるかを理解できていないと、フェイントが上手くできただけで満足してしまい、次の動作が完了しないまま、本来の目的に到達せずに終わってしまう。

以前は、古くからある練習メニューをそのままに「フェイント」の練習をさせてきたけど、最近はフェイントが目的ではなく過程であるという事を理解させようと考え、

フェイントだけの練習は行っていない。

フェイントのきっかけで書いたように、フェイントそのものはとっても上手なのにそれでおしまいって感じが、とっても気になっていたんだけど、

世界をリードする ブラジルサッカーに「フェイントはドリブル」ってな事が書いてあって、「!」と思った。目から鱗

それ以来、パスでもシュートでもドリブルでも、トレーニングにはフェイントを組み込み、「(フェイントの練習ではなく)パス(あるいは、シュート、ドリブル)の練習なんだぞ」と、こどもに声をかけ意識させるようにしている。

シュートを打つのは上手なのにゴールに入らないとか、
正確にパスをするのに蹴った後は立ち止まっているとか、

こんな事もきっとトレーニングの中での意識付けの問題なんだろうなって思う。

細切れになった個々の技を繋げていっただけでは、サッカーはできないってことだな。

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