footbrain

河川敷の視野が開けたグラウンド、ピッチも広かったね。
それだけでゴールがとても遠くに感じてしまう。
ほんの数メートルしか違わないはずなのにね。

広いピッチを広く使おうとすれば、仲間同士の距離が遠くなる。
いつもより長いパスを正確に届けなければいけない。
だけど、正確に届ける技術が無いと、力任せに蹴るだけになる。
だったら近くにもらいに行こうって、まん中に集まっちゃう。
「パスをもらう気持ち」はあるんだけど、ポジショニングが悪いからパスが来ないって状況。
パスを出したくても出せないし、無理をすれば相手に引っかかる。
仲間が近くにいるのに、個々が孤立してしまう悪循環。

チームに不利な状況の時、不利を作り出しているのは自分たちだったりする。
それに一人気づいたとしても、打開するのは難しいね。

「団子サッカー」の時を思い出して、少しずつ解していくしかなかったね。