2013年09月16日

ドリブルを知らない

サッカーは知っている、パスもできる。そんな小学生たちとコーチとのやり取りを観察していて、気づいたことがあった。

コンドゥクシオン[conducción](運ぶ)とレガテ[regate](突破する)とあるはずなのに、スペイン人のコーチが彼らの動作を「ドリブル」と呼んでいる。

目の前でプレイしている小学生たちのドリブルは、コンドゥクシオンでもレガテでもないということなのかな?

小学生たちのドリブルは、「運ぶ」でも「突破する」でもなく、いわば「移動する」ためのドリブル。

「ボールを運ぶ」という動作にしては、「自分が」の意識が強くて「ボールを」の意識が弱く、「突破する」というほど相手のプレッシャーがあるわけじゃない。シュートができる所までボールを蹴って移動するってな感じ。

PKのキッカーがスポットまでボールを置きに行くような、シュートするためにそれを宣言する動作に似てる。

その動作を繰り返し繰り返し行っているだけだから、とてもサッカーをしているようには見えないよな。

続きを読む »

2012年08月01日

2012.08.01のさっかーのーとから

8月1日水曜日(Campus de Real Valladolid en Japon 3日目)

テーマ

  • コーチング

目標

  • 分からない事を教え合うために声をかけ合う

仲間の動きに合わせて自分が動いて、その動きに仲間が合わせてくれたから、ボールがスムーズに回った

ファーストコントロールが良かったから一発で相手を抜けてシュートできた

続きを読む »

2009年05月02日

2009.05.02のさっかーのーとから

5月2日土曜日

パスカットされるパスはパスじゃない。パスカットされないようにするには、フリーな人にパスする。速い球をける。フリーな選手を作る。そうすれば、仲間にパスをとどけられる。

パスをもらうには、もらうスペースを作らなきゃだめ。スペースを作るには、一回ボールに寄って行くと相手がついてくる、そうすると、後にスペースができる。そこでボールをもらう。

続きを読む »

2006年12月08日

教える

クロード・デュソー氏によると、

日本の子はコーチングに素直に耳を傾ける。これは長所。だからこそ正しいことを教えないと。
日本のコーチは総じて教えなさすぎる。

ということらしい。

日本人は勤勉で素直だから、決定力が無いと判ればストライカーを生み出そうとプロジェクトを組み、個が弱いと判れば1対1の強化を始める。

「選手に考えさせなさい」と言われると、「はい、そうですね」って教えることを止めてしまう。

続きを読む »