2007年10月22日

チームプレー

八人制の大会でした。
うちは登録選手18人全員で参加していましたから、逆の意味で選手のやりくりが大変でした。

『勝つことと育てることは、矛盾すると同時に矛盾しない。その矛盾の間でコーチは生活している。』

二日間で行われた試合の間、誰に言われる訳でもなく、試合中に選手たちが座るための折りたたみベンチを、ひとりで運んでくれていた選手がいました。

はじめのうちは、「元気をアピール中です」とひょうきんな事を言っていましたが、彼の気持ちはそれだけではなかったと思います。

二日間で行われた七試合のうち、ほんの数分でしたが彼にも出場機会がありました。だけど結局、彼は全試合分のベンチ移動を自ら進んで手伝ってくれました。

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2007年01月09日

技術レベル

最近、日本人のレベルが高いと評価されているように聞くけど、

個人技のレベルが高いというのは、あくまでも動きが止まったときの技術についてであり、
サッカーの全てのプレイは動きの中で行われるものであるが、その動きの中での技術はまだまだレベルが低い。

監督はインタビューの中で話している。

通訳を介して訳されたを、僕が記録し要約してここに書き写しているので、断片的な情報だけどね。また、

動きが止まったときの技術=「静的な技術」は、簡単。

だとも言っていた。

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2006年09月05日

悪いクセ

子供達のサッカーを観察していると、どこのチームにも共通する点は多い。

たとえば、ボールを持つと、右でしか蹴れない選手は右サイドにボールを運び、右足でセンタリングをしようとする。

センタリングできない状況である事を知る(この状況は自ら招いているんだけど)と、ゴールめがけて無理やりに、ただ蹴り込んでしまう。

シュートしたいんだったら、はじめからゴールめがけてドリブルすればいいのにね。

シュートをするためにゴールに向かって長い距離をドリブルしようとすると、「自分だけでやるな」とか、「パスしろ」とか、余計なコーチングをする愚かな大人がいるからかな?

ゴール前までドリブルできる能力があるのなら、それを伸ばしてあげればいいじゃん。

遠くからでもシュートを打とうとする気持ちがあるんだったら、そのシュートをゴールに入れるためにどうすればいいのかを考えさせればいいでしょ?

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2005年02月28日

僕もそう思う

日本人はリフティングはうまいけど試合で大切な基本が」ってあるけど、僕もそう思う。

「 日本人の俗にいう"上手い"っていうのは華やかで、何かおしゃれな技をできる人らしいね」って部分は特にね。

こういった、日本人特有の勘違いは今始まった訳じゃない。

サッカースクールでも、トラップやパスを教える時間をわざわざ割いてまで、リフティングを教えているところまであるからね。

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