2008年10月16日

横向き

シュートを義務づけられた選手がペナルティー・エリアに進入し、立ち止まって横を向くまで、クロスを入れない。

ゴール前にいる仲間が既にボール・ホルダーに向かって体を向けてしまっているって事は、相手DFも同様にボールに向かって体勢の準備ができてしまっているということ。

ここにルーズなクロスを放り込んでみたところで勝ち目は薄い。
なのに、待っている仲間の目の前にボールを届けようとするんだよな。

ゴール前で守備の準備ができているんだから、相手はボールにチャレンジしてくる。
クロスを入れるチャンスさえ逃してしまう。

こんな事、小学生にだって解ることなのに、試合のたびに繰り返すのは、どうして?

仲間も相手もゴールに向かっている時だからこそ、クロスが生きてくる。

ボールに向かって準備ができているのは、GKだけの筈。
例えルーズなクロスだったとしても、それをゴールに向かうボールにしてくれるのは仲間だけじゃないよね。

「ゴール前でボールをもらってシュートする」
そんな何十年も前のシュート・シーンしかイメージできないのかな?

横向きになったら、チャンスは半分になっちゃうんじゃないかな?
どうせ片方の脚でしかボールを蹴れないんだろうけどね。

横向きじゃなく、前向きでplayして欲しいって思ったのは僕だけじゃないと思うな。

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